たまひよファミリーパークでの確信。「英語はもう”英才教育”ではない」

今日、横浜の展示場で開催されていた”たまひよファイミリーパーク”に行ってきました。

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もう、人、人、人。ベビーカー、ベビーカー、ベビーカー。

 

 

主催はベネッセなんですが、どういうイベントかっていいますと、一種の野外ロックフェスです。

 

 

ウソです。

 

 

乳幼児がいる家庭やマタニティの方を対象としたイベントで、子育てに関連する企業が出展するイベントです。もう、赤ちゃんグッズから、スキンケア用品から、学資保険から、ウォーターサーバーから不動産屋から食材宅配サービスまで色々な企業が出展してます。あと、”内閣府”ってゆう権力感ハンパないブースもありました。

 

 

“内閣府、、、、だと?”

 

 

と権力の中枢に尻込みした私ですが、まあ、男性の育休取得推進をしているようです。

 

 

そんな中、ゼロ歳児の我が子をベビーカーにぶっこんで色々と見て来ましたが、その中で子供の英語教材のブースがあったので寄って来ました。1つはベネッセ。トラジロウですね。英語に限らず、「子育て」業界で知らぬ者はいない虎です。もう1つはディズニーの英語システム。浦安市の大地主として有名なネズミです。子供がグズるので手短に話を聞いて無料サンプルをゲットしてきただけでしたが、色々とあるもんですねぇ。しかも高けぇ。大人がTOEICの参考書買うのとワケ違ぇ。桁が二つくらい違げぇ。

 

私自身は別に幼少期に英語を学んだワケじゃなく、むしろ18歳くらいから必死に勉強して、英文科に入って、海外とやり取りする仕事に就いて、、、、という感じで過ごしてきたので、完全なバイリンガルではありません。どっちかって言うと、英語には苦労したタイプです。別に小学校で英語を教わる世代でもなかったですしね。

 

ちなみに、妻は英語はからっきしです。新婚旅行も私は夫というより通訳でした(泣)今日も帰り道、みなとみらいを歩きながら、「高層ビルってHigh Building?」などとワケの分からない事を言ってました。「Skyscraperだよ。なんだよ、High Buildingって。百歩譲って、Tall Buildingならまだ気持ちは汲むけど」なんてゆう会話をしつつね。ベビーカーを押した平和な一幕でした。

 

英語の教育をどうするか、という点については妻は私に丸投げであまり口をはさむつもりは無いようです。私としても、英語には色々な思い入れがあるだけに、子供にはできるだけの事をしてあげたいと思っています。

 

 

ですが、私は18歳になってから本気でやったので、「感覚で英語を習得する」という年齢ではありませんでした。一方でこれから英語に触れて行くウチのチビは「感覚で吸収」していくため、やり方が全く違うのもまた事実です。私も一応、大学で言語学なんてゆーしょうもない学問を選考していたので、言語習得のプロセスなんかには多少人より明るいのですが、それでも、自分が幼少期から英語をやった経験がないので、自分も学習しながら進めていくしかありません。でも、不安というより楽しみで仕方ないって感じです。

 

 

まあ、そんな事があったワケですが、思うのは、もう「英語は英才教育じゃない」って事です。

 

 

ブースで話を聞いていた他のママ・パパを見ると非常に熱心に話を聞いていました。
今、親になった僕らの世代って、まだまだ英語のリテラシーが低いけれど、一方で英語の大切さ、みたいなものを凄く痛感している世代。僕らが小学生の時って英会話に通ってるクラスメイトってそんなにいなかった。でも、大人になってみると、「英語できなきゃヤバい」みたいな風潮で。きっと、僕らの子供達の世代が働き出す頃、英語なんて「普通自動車免許」くらいなもんかも知れません。「え!?話せないの!?不便じゃーん」みたいな。だから、自分たちはできないけど、子供には身につけさせたい。そんな気持ちが透けてくるような話がチラホラ耳に入って来ました。

 

 

要するに、親の英語に対するコンプレックスが子供の英語教育の原動力になっている、って感じです。

 

 

それに小学校でも英語は習う時代だから、もう英語は”something special”ではなくて、”one of the basic skills”なんでしょうね。

 

 

◯◯歳までに、の誤解

 

 

私自身はトラジロウでも何ジロウでも、ディズニーでもただのネズミでも「まずは楽しければいい」って思ってます。ただ、ディズニーの教材は6歳の時にディズニーリゾートで卒業式があるそうで、、、妻はそれに行きたいみたい。「お前の為かよ、、、」と。

 

 

いずれにしても、大切なのはある一定の年齢までに「英語の音」を刷り込んでしまう事です。一般に3歳までに音に対する認知が形成されると言いますので、そこまでにどれだけ英語に触れさせるか、という事ですね。英語は音の種類が日本語よりも遥かに多いので、刷り込みができないと、「英語の音の聞き分け」が困難になります。日本人がbusとbathを聞き分けられないのは、この日本語と英語の「音の種類の数」が原因ですが、小さい頃から英語の音を脳にインプットすればこの問題はクリアできます。

 

ちなみに、言語に遺伝は関係しません
日本人同士の間に生まれた赤ちゃんでも英語環境で育てれば英語を話すようになりすし、中国語でも同じです。要は、人間の脳にはまっさらなPCのOSみたいなものが備わっていて、親の国籍や母国語に関係なく、「環境」によってそのOSの言語が決まるワケです。

 

 

なので、3歳くらいまでに英語に触れさせておけば、ある程度、英語の音は脳内にインプットされていくハズです。
しかし、だからといってバイリンガルになるというワケではありません。問題は、環境次第でいくらでも忘れてしまうという事です。一般に12歳頃までは言語は完全に定着しないと言われています。つまり、3歳までをめがけて英語を浴びせ続けても、その後に何もしなければすぐに日本語の音が第一言語としてそのOSを独占してしまうという事ですね。

 

3歳までアメリカで育った子が日本にきてその後の生活を送ると、努力をしない限り英語は抜けていきます。そして脳内の言語領域の支配権は日本語に取って代わられます。しかし、12歳以降に日本に来た場合はかなり英語が定着しており、日本語に取って代わられるという事はほぼありません。日本語が発達しても、英語の部分はそれはそれで残るのです。つまり、これがバイリンガルの状態です。

 

日本における英語教育では、「3歳までに英語を仕込めばバイリンガルになる」といった誤解が一部に広まっています。
それは間違いで、3歳までに英語に多く触れさせれば、英語の音を上手く吸収できるという事だけで、バイリンガルになる為にはそこから先も継続的な努力は必要だと言う事です。

 

子供が、”Mommy, I love you.”といって、「キタコレ。うちの子バイリンガルだわー」って感動していても、その先もきちんと英語をやらせないと、「ママー」になります。ヒドい場合は「おふくろー。もう一杯!」ともなりかねません。さらに言えば、アメリカ人の子供だって幼稚園、小学校と上がっていく中でスペルだの文法だのやる訳です。3歳までは下地作りで本当の勝負はそこからって事です。話すだけではなく読み書きだってできないといけない。

 

長いですねー。お金、かかりますねー(笑)。

 

ただし、3歳までに触れさせておくと、発音の部分はかなりネイティブに近くなると言われています。小学生の中学年や高学年で英語を学んでもかなり上手くはなりますが、3歳まではいわば音の形成のゴールデンタイムで、ここで得た音はその後の発音にかなりの影響を与えるため、「3歳までが勝負」なんて言われる訳です。

 

 

大人だって負けてらんない!

 

子供をバイリンガルにする、みたいな話題になると、「もう大人になっちまった俺には英語はやっぱ無理か、、、」なんてしょげる人がいますが、そんな必要は有りません。このブログで繰り返し言っている通り、完璧ではなくともかなりネイティブに近いレベルには何歳でもなれます。

 

子供は言葉を感覚で覚えます。学習スピードは大人の約10倍とも言われていて凄まじい学習速度です。確かにこれは大人では無理です。ですが、大人には「論理的な思考」が備わっています。つまり、言語を「理屈」を使いながら体系的に学んで行くという事です。そのためのツールこそが、文法であったり発音記号だったりするワケですね。これは子供にはできない事です。

 

子供には子供のやり方があって、大人には大人のやり方があるって事です。”ふりかけ”みたいなもんです。なのに、一部の詐欺教材は「大人も子供と同じように自然な英語学習をするべきだ」なんて事を無責任に言うんですよね、、、。まったく。

 

それはさておき、子供英語を習わせようと考えている、もしくは習わせているけど、自分自身は英語についてはあきらめている、という人がいたら是非、あきらめないで欲しいです。きちんとした方法を使えば今からでも十分、英語を身につける事はできるのですから。やるべき学習はお子さんとは違ってきますが、それでも子供と一緒に英語を身につけていくのは素敵な事だと思います。

 

私もこれかは自分自身もより一層頑張ろうと思っています。

 

“え〜、こんなのも知らないの〜? Hey, Daddyeeeee, commmoooon!!!”

 

とか言われないように、、、。

 

 

 

たまひよファミリーパークでの確信。「英語はもう”英才教育”ではない」 was last modified: 11月 2nd, 2015 by Taka