TOEIC文法モヤモヤ 〜 「数えられない名詞」をスッキリさせる2つの引き出し

TOEIC文法モヤモヤ 〜 「数えられない名詞」をスッキリさせる2つの引き出し

ネイティブではない僕らにとって、いつまでもつきまとう「数えられない名詞」
TOEICでも頻出ですので、サクッと復習をかねて。

 

実にやっかいです。
長いこと英語の勉強を続けているけど、いまだに英語で話したり書いたりしていると「これ、数えられるのか?」と思う事が多い。
ただ、仕事でアメリカの子会社のスタッフが送ってくるメールなんか見てても間違ってたりする事が多いんですよ。
もちろん、生粋のアメリカ人が間違ってるのは目にしないけど、たとえば「アメリカで大学を卒業してそのまま何年も住んでる韓国人」とか、「結婚してアメリカ国籍取得して10年以上アメリカで生活してるベトナム人」みたいな人ってアメリカの会社と仕事してると結構出会うんです。さすが移民の国。
で、やっぱ彼らの英語も完璧ではなかったりします。かなり流暢なのは間違いないけど。

 

普段のメールなら「数えられるのか?」と思っても、「ま、いっか別に。伝われば。彼らだって間違うし」と開き直る事もします(笑)
でも、契約書とか、「間違ってはならない文章」を書く時はすっっごく気を遣う。
迷ったら必ず辞書で確認します。


 

「数えられる」「数えられない」ってのは、もう生活の中で染み付いていく感覚としかいいようがない。
暗記できる量ではないし、ネイティブではない僕らが直感的に「これ、数えられないっしょ」と判断できるようになるのはかなり難しい。
これは「男性名詞」「女性名詞」が理解できないのと同じようなもん。

 

だって、「水は数えられないからa glass of waterという」はまぁ分かる。けど、「moneyは数えられません」と言われた日には「はぁあああ!!!???カネは数えてなんぼろぉーがぁー!」と思わずにはいられない。

 

特に日本語は数えられても数えられなくても語尾は一緒だから日本人は気にしないのかも知れません。
でも、間違うのは日本人だけじゃない。
どこの国の人でも間違うもの。
だからどんな国際的な英語資格試験でも可算か不可算かを問う問題が出るんです。

 

全部を覚えるのは無理。
感覚を養うのも膨大な時間がかかるし、実現可能か不明。

 

でも、僕らができる事はある。

 

それを行う事であなたの英語はより正確になるし、TOEICのパート5でも勿体ないミスをしなくて済む。

 



 

 

1. 代表的なものは覚えておく

 

equipment

 

 

 

 

 

これは避けては通れない。
受験生の時に暗記した人も多いと思いますが、あれはあれで意味があるんですね。
不可算名詞なのに可算名詞だと思われがちな名詞ってのは世界共通なんですよ。

 

台湾人だってロシア人だってマレーシア人だって間違っているのを何回も見た事があります。
試験で出るから覚える、というのも大事ですが、それ以前に、世界中でみーーーんな間違って使っている不可算名詞なんだという事。

 

これはゴチャゴチャ言わずに覚えた方が早いです。

 

furniture : 家具
information :情報
advice:アドバイス
equipment:装置、設備
damage:損傷、ダメージ
stuff:モノ、コト
knowledge:知識
luggage:手荷物
news:ニュース
research:調査、リサーチ

 

まあ、実体のないものはなんとなくイメージできますが、「装置って、、、数えられるべ。家具って数えられるべ。」って思うかも知れません。

furniture

 

 

 

 

 

 

でも、残念ながら、あなたがどう思おうと関係ない。
数えられないんです。そういうもんなんです。

 

「集合的な意味を差すから、数えられないんだよ」と英語の先生は言うかもしれない。
けど、そんな事を知ったところで、数えられるか数えられないかを一目で見分けられるようにもならない。

 

数えられるかどうかについて一貫性を求めるとドツボにはまりますので、絶対に避けるべき。

 

 

 2. 可算・不可算に関する”あるあるパターン”をインプットする

 

これができていない人が多い。
本当に多い。

aもつけないtheもつけない。かといってsもつけない。
なんでもかんでもmanyをつける。

僕ら日本人にとってはaもtheも似たようなもんで、-sが付いていても付いてなくても一緒に見える。
だけど、こういう事をグチャグチャにしたままの日本人の英語ってネイティブからすると相当気持ち悪い。

よく引き合いに出されるのが”I like dog.”と言ってしまい、「犬の肉が好き!?」なんてのがある。
私達が普段仕事で接するネイティブ達は外国人が英語をマスターする事をよく知っている人が多いので、「ああ、犬が好きなのね」で済みます。
ただ、それは彼らが外国人と接する機会が多いから。
一方で、”生まれてこのかた◯◯州から出た事もないアメリカ人”みたいな人達は、「ちょwww こいつ、英語もできねーのかよ。文章頭悪過ぎだろ」という印象を持つ人がいるのも事実。「じゃあ、英語しか話せないお前は何なんだよ」と言いたくなりますが、とはいってもビジネスでは英語が標準言語ですから文句を言っても仕方が無い。

 

つまり、英文のミスは可能な限り減らすに超した事はないという事。

 

その中でも可算・不可算の使い分けのミスはかなり目立つ。
さらに、TOEICでも狙い撃ちをされる部分なのでしっかり抑えておきたい部分。
裏を返すと、TOEICで狙われるパターンを潰しておけば英文メールで間違うような事も少なくなります。

 

では、可算・不可算のNGとは何か。

 

数えられない名詞のクセに-sがついている

数えられないものに単数も複数もない。
例えば”informations”とか”advices”とか。

imgres-2

 

 

 

 

 

 

 

 

数えられない名詞に付けられるもの・付けられないもの

manymany

 

 

 

 

 

数えられない名詞といっても、「多い」「少ない」「いくつかの」と言いたい時はある。
沢山のアドバイス、少しの情報、 といった具合に。

「沢山のアドバイス」の場合、adviceは不可算ですから”many”は使えません。”advices”にもできません。
その場合、”a lot of”を使う。”a lot of”は数えられるものにも数えられないものにも付く事ができる最強のフレーズ。
自分で「あれ、many? much?」と迷ったらa lot of で凌ぐのも一つの手。

「多い」があれば当然、「少ない」も欲しい。
その場合、”a bit of”を使うと楽。”a bit of information”のように。

「沢山の」を表す”a lot of “が可算にも不可算にも使える事を知っている人は多いのですが、「じゃあ、少ない事を表せて可算にも不可算にも使えるものは?」と聞くと出て来ない人が多い。

 

“a lot of”と”a bit of”はセットで覚える事。

 

someは両方使える 

someは数えられるものにしか使えないと思っている人がたまにいますが、someはどちらにも使えます。
” Tom gave me some good advice.”のようにsome「いくつかの」はどちらにも使えます。
ただ、TOEICでは”some good advices.”などと名詞に-sをつけてくる。
someが頭についているだけで-sが何とも自然に見えてしまうので注意。

 

数えられないものにしかつかない単語・フレーズ

“a lot of “と “a bit of”は可算名詞にも不可算名詞にも使えるといいました。
“some”もそう。

“many”や”few”は可算名詞にしか使えません。
一方で不可算名詞にしかつかないものもあります。

例えば、”little”(殆どない)”a little”(ちょっとある)は不可算にしか使いません。
他には”an amount of”(ある量の)というフレーズ。
anとamountの間に程度を表す語句を入れて量を調整します。
“a great amount of” “a large amount of” “a small amount of”という具合。

 

数えられる名詞には”a”か”the”か”-s”を添えて

a book
the book (s)
books

は意味合いは違うけれど文法的には全部OK

bookだけだとNG。

この点についてよく参考書では「可算名詞の単数形は無冠詞では使えない」と言うのですが、
簡単にいうと、つまり、単数系には冠詞であれ複数形のsであれ、何かしら付いてないとダメと覚えて差し支えない。

 

まとめ

 

多少なりとも仕事で英文メールを書いたり読んだりする機会がある人は自分で書く時はもちろん相手のメールにも間違いがないか見てみるといいです。
ビックリするほど間違っている事が多いので。

 

TOEICの観点でいうと、「数えられる名詞か数えられない名詞か」を問うものは2パターンある。
1つ目は単純に”-s”がつくかつかないかを問うもの。”informations”なんかを選択肢に入れてくる。
これは知っているか知らないかの問題なので、上に書いた頻出不可算名詞を覚えておけばOK。

 

やっかいなのは2つ目で、くっつけるフレーズによって見分けるタイプ。
“some advice” “some advices” “many advice” “much advices”などが並んでいるもの。
要するに”advice”が不可算名詞だと知っているかを問うている訳ですが、単語そのものというよりは付随する単語によって正解を選ばせるもの。

 

選択肢にズラーッと並ぶとちょー紛らわしいですが、先ほど書いた”あるあるパターン”をまず抑えておくだけで大部分を対処できる。
可算か不可算かにまつわる出題は必ずあるし、サービス問題ですから絶対に落とす事のないように抑えておきたい。

 

 

 

TOEIC文法モヤモヤ 〜 「数えられない名詞」をスッキリさせる2つの引き出し was last modified: 7月 3rd, 2014 by Taka