たかぎぶそん
【たかぎぶそんの基本情報】
出身:札幌
年齢:33歳
星座:天秤座
学歴:青山学院大学英米文学科卒
仕事:化学系メーカー海外営業 → 商社へ転職
趣味:カメラ、革製品を愛でる
英語その他関連資格
■TOEIC:790点 → 830点 →880点 → 905点
■英検:準1級
■ボランティア通訳検定:A級(現在、この検定試験は廃止されています)
■貿易実務検定B級
■マーケティング・ビジネス実務検定C級
かんたんな自己紹介
こんにちわ、たかぎぶそんと申します。
大学卒業後、メーカーに海外営業として入社。
リーマンショックの煽りも残っていて、業績悪化。役員の報酬カットはないのに、4年目の昇給が1,000円だったことをから、
「やってらんね」
ってなって商社へ転職。
自動車部品を海外に輸出する部門に配属。
「クルマ、別に好きくないけど!?」
と思いながらも、グローバルサプライチェーン構築(といえばカッコいい感がでる)のお仕事をしています。
英語の使用頻度は8割くらい。
留学したことはありません。
でも、TOEICは一応900点超えたし、仕事でご一緒したアメリカ人の方からも、
「どこの州に留学してたの?」
と聞かれるレベルには、なんとかたどり着くコトができました!
そんな経験から、
「自分にもできたんだから、他の人にもできるはず!」
と思いこのブログで英語学習の情報を発信しています。
英語が苦手だった高校時代
今でこそ、「グローバル戦略○○部」みたいな部署で、英語を使って仕事をしていますが、そもそも、私は中学から高校までは英語アレルギーでした。
- 中間テストや期末テストではいつも赤点スレスレ(たまに赤点)
- 「現在完了系って過去形と何違うん?」
- 「仮定法とかマジで無理。いや、ホント、マジで無理だから」
そんな調子でした(汗
にも関わらず、、、
英文科を志望、という暴挙。
「英語できるとカッコいい」
「海外飛び回る仕事したい」
「大好きなRed Hot Chili Pappers(アメリカのバンド)の歌詞を自分で理解したい!」
今思うと、かなり浅い理由でした(笑)
そこから1年弱、単語帳にかじりつきながら英語を勉強しましたが、撃沈。
浪人生となりました。
自分なりにベストは尽くしたのに、結果が出なかった。
めちゃくちゃ悔しかったです(*´Д`)
浪人の1年間は、英語の勉強法を見直し、徹底的に鍛えました。
その結果、青山学院大学、立教大学、明治学院大学、獨協大学の英文科や英語学科に合格。
上智は撃沈、、、。
結果、青山学院の英米文学科に入学しました。
よく、「なんで立教じゃなくて青学にしたの?」と聞かれますが、当時なんかの雑誌で「モテる大学ランキングでは青学が勝っていたからです!」(笑)
そんなこんなで、受験が私にとって「はじめて英語を頑張った」時代でした。
英語が好きで入学したのに、、、
希望に満ちて入学したのに、英文科の授業は想像を絶する課題の量でした。
・週に1冊、洋書のペーパーバックを読んでレポートを書く
・授業の大半は英語のみ(日本語禁止)
・Writingスキルの授業で毎週、エッセイを書く
英語でお腹いっぱい。
もう吐きそう。っていうか、ちょっとはみ出てたかも。
空いてる時間はいつも英語の課題をやってました。
もうね、嫌いになりかけましたよ(笑)
今はどうか分かりませんが、当時の英米文学科の教育方針は、1~2年生には基礎英語力をつけるために、トレーニング漬けにして3年生から専門分野に進む、というものでした。
ホームステイとかするヤツに負けたくない!
青学はわりとリッチな家の人が多いのもあって、夏休みとか春休みになると、クラスの何名かが、アメリカやカナダ、オーストラリアあたりにホームステイにいってました。
私は仕送りも貰ってたし、バイトしないと生きていけなかったんで、そんな同級生を横目に「いいなー」という思いと「負けたくない」という思いがありました。
なので、授業の合間は図書室で勉強。
帰り道には家の近所のドトールで勉強。
ひたすらやりました。
後は、外国人がよく来るスポーツバーでバイトをしながら、よく米軍の人や、近所に住む英会話学校の先生やってる人に、接客のふりして話し相手になってもらいました。
そして、1年が経ち、気が付きました。
ホームステイにちょくちょく言ってる同級生は、全然、英語が喋れるようになってない。
確かに、短期間であっても現地で生活する事で得られるものは、語学以外にもたくさんあるはずです。
ですが、肝心の語学が成長していない。
「それだけ、金使ってそのレベル??」
それが私の正直な気持ちでした。それならお金を稼ぎながら勉強してる俺の方がいいじゃん、と。
同時に一つの確信に至りました。
「留学したからって英語は話せるようにならない。日本でも十分高められる。」
「英文科=英語ができる」という幻想とTOEIC。
2年生の終わり頃、「来年は就活かぁ、、だるいわー」とか言ってた頃、私は周りを見渡してある事実に気が付きました。
皆、世間で思われてるほど英語できてなくね、、、、?
まあ、上を見れば外語大、上智、ICUなど、英語教育で有名な大学もありますが、青山学院も一応は英文科や国際政治経済学部を看板にしてる大学です。
でも、帰国子女を除くと、「ペラペラ」な人がいない。
夏休みや春休みのたびに海外へホームステイしていた彼らでさえ。
ECC(英語サークル)に所属していた人たちでさえ。
私は危機感を覚えました。
「英文科は英語しかないのに、、、英語ができなかったらクズじゃん」
実は、日本の大学の英文科というのはそんなもんです。
ひどい話ですが、TOEIC600点くらいで卒業していく人なんてザラです。
決して「英語が得意です!」と胸を張れるレベルではない。英語を全然使わない仕事に就いて腐ってる人もたくさんいます。
ものっそい危機感を覚えた私は、すぐに学生購買でTOEICの参考書を買い込み、そこから半年間TOEIC対策をしました。
最初はまあボロボロでした(笑)
自分のそれまでの英語ライフを全否定された気分(泣)
解ける以前に単語の意味がよく分からない。
そりゃそうなんですよね。
英文科は文学部ですから、文学作品を中心に扱うワケで、触れる単語がTOEICとは全然違うんですよね。
なので、英文科である事と、TOEICのスコアにはあまり相関がありませんでした。
でもまあ根気よく続けて初受験。
結果は730点でした。
そこから就活が始まり内定までの時点には820点。
社会人になってからもTOEICの受験は続け、880点、900点とスコアを伸ばしていきました。
このブログを書く理由
私がこの英語学習ブログを書き始めた理由は、日本にいながら高いレベルの英語を身に着ける方法を発信したいと思ったからです。
私は大学生の頃から考えると、200冊くらいの参考書は買ってますし、色々な方法を試しました。
その中には効果があったものもあれば、無駄だったものもあります。
であれば、その無駄だった部分をそぎ落とせば、短期間で英語を身につけられると考えたからです。
さっきも言いましたが、、、
私は、留学をしていません。
もしかすれば、何年も海外に留学すれば英語力は手に入るかも知れません。
ただ、皆が留学できるワケじゃないですよね?
費用の問題。仕事の問題。家庭の問題。
居酒屋のトイレでワーホリのポスターを目にして「いいなぁー」と思っても、誰もが何もかもを捨てて飛び出せるワケじゃありません。
でも、大丈夫です。
英語学習は日本で十分できます。
私は商社にいて、同じ部署の中で、英語ができる方です。
カナダに1~2年留学してた、なんて人は沢山います。
ですが、彼らには負けません。
読み書きも会話も負けません。
それは、私が日本の中で必死に勉強したからです。
そして、「伝わればいい」というレベルではなく、あくまでネイティブレベルを目標にしたからです。
「留学はできないけど、英語を頑張りたい!」
「結婚してて英会話学校も通う時間ないけど、一人でも海外旅行に行けるようになりたい!」
「将来は世界で通用するミュージシャンになりたいから、いまのうちから英語を身につけたい!」
そんな夢、サイコーじゃないですか。
それ、日本で叶います。全然。
私でもできたんですから。
もう一度、言います。
英語は日本で身につけられます。
私は日本にいながら英語を高いレベルで身に着けた人を、勝手に「鎖国ネイティブ」と呼んでます(笑)
海外に出ることは素晴らしいことです。
ただ、「英語を勉強するために」なんて目的で海外にいくのは、勿体なさすぎです。
さっき言ったように、それでゼロ成長で帰国した知り合いを何人も見ています。
英語は手段であって、目的になるべきじゃありません。英語は所詮ツールです。コトバです。
なのに、多くの人は目的化してしまって、TOEICの点数にこだわっています。
ですが、10年もしないうちに、外国人労働者が増え、あるいは海外で働くことがもっともっと一般的になった時。英語は「特別なスキル」でもないし、誰もTOEICの点数なんて評価しません。
英語で必要なコミュニケーションを取る事ができるか?
TOEICの点数ではなく、ストレートな実力を問われる時代です。
こう書いてしまうと、「英語できなきゃヤバイ!」という恐怖を煽るようですが、視点を変えると楽しい事の方が多いはず。
・SNSで外国人とやり取りをする
・世界中の料理レシピを読みながら、色々な国の料理に挑戦できる
・服は日本にはない海外のブランドを輸入通販する
・同僚の多くが外国人で飲み会もよく一緒にいく
それができれば、楽しいと思いませんか?
そういう時代はすぐにきます。
だからこそ、このブログではTOEICのスコアの伸ばし方も発信しますが、常に「使える英語を身につける」を前提に情報を発信していきます。
とまぁ、色々と偉そうに書きましたが、私も一人の英語学習者。
一緒に、英語を頑張る仲間になってくれると嬉しいです!
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