TOEIC大量得点の為の単語帳BEST3(初級編) 〜最速で語彙を積み上げ長文を読み解く〜

転職の為にTOEICスコアを上げなくてはいけない。
会社からTOEIC受験をするように言われてしまった。

 

僕らサラリーマンがTOEICを受験する時はいつも時間が残されていない。
だいたい、3ヶ月〜長くても6ヶ月くらいしか試験までの猶予がない事が多い。
本田のように「え〜、、、まぁ、最高の準備をして望みたいと思っています、はい」とか言っている暇がない。

 

ここが、TOEIC参考書選びの難しさなんですね。
内容が充実していて分かり易いというのはもちろんですが、何よりも即効性が重要視される。

 

正直、TOEICで最も即効性がある教材はどれか、という質問は意味がない。
当然だけど、現時点のスコア、英語力、苦手パートによって変わってくるから。
さらに相性という部分がかなり影響してくる。

 

試験対策を始めるにあたってまず単語帳を買う人も多いと思いますが、単語帳こそ相性が影響する最たるもので、売れているからいいというワケではない。
どんなに内容が充実していようが、相性が悪かったりレベルが合っていなければまるで効果を発揮せずお金を無駄にするだけ。

 

LEARN&RUNではこれまで数多くのTOEIC単語帳を取り上げてきましたが、今回、まとめの意味も込めて鉄板単語帳3選をご紹介しようかなと。
レベルによって当然買うべきものは変わるので、今回は初級レベル(〜500点くらい)に的を絞ったベスト3を。

 

 

 

目次

第3位 はじめての新TOEICテスト 全パート単語対策

toeic-all-part

 

 

 

 

 

昨年発売されたばかりの比較的新しい単語帳。
英語学習者の事をよく考えて作られている。

 

レイアウトの見やすさや頻出単語の選定精度は素晴らしい。
例文もTOEICの各パートを意識して作ってあり再現性も高い。

 

そして何よりの魅了は各単語について付属する解説とアドバイス。
この単語が出て来たら、この単語もセットで出てくる!
この単語はPART1でこのように出題される!

 

などなど、得点に直結するtipsが散りばめられている。
得点が伸びればモチベーションも上がり挫折も回避できる。
一つ難点を言えば、例文音声が無い事。
せっかく例文の再現性が高いのだから音声があればリスニングに効果が期待できるのに、、、勿体ない。

 

この単語帳についての詳細はコチラの記事から

↓ ↓ ↓

TOEIC 参考書 評価レビュー VOL.5 「はじめての新TOEICテスト 全パート単語対策」

第2位 新TOEICテスト 出る単特急 金のフレーズ

kinnnophrase

 

 

 

 

 

 

TOEICの単語帳って言ったらコレ、といえるくらいファンが多い1冊。私も持っています。
著者のTEX加藤氏は自身で数えきれない程TOEICを受験し続けているので、その単語選定の精度は凄まじい。
本当に出るものしか載っていない。

 

レベル別にチャプターが分かれていて、幅広いレベルの人が使える。
700点の人も使えるし、400点の人も使える。
後ろの方の章の「990点レベル」の単語は最初はあまり気にしなくてもいいけど、前半の基礎単語は必須。

 

既に600点を取得している人が対象なら間違いなく1位。
ただ、今回は初級者向けという事だし、この本は対象となるレベルが広い分、広く浅い仕上がりになっているので、初級者が最初にきっちりこなす為の1冊というよりは600点〜700点の人がさらにスコアを押し上げるための2冊目って感じなので今回は2位。

 

この単語帳の詳細記事はコチラ

↓ ↓ ↓

TOEIC参考書 評価レビュー VOL.7 「新TOEIC TEST出る単特急 金のフレーズ」

 

 

1位 新TOEICテスト 出る語句1800

derugoku-obitsuki

 

 

 

 

 

 

 

あなたが英語が苦手でTOEIC500点未満、あるいは前後で苦しんでいるなら絶対に手にして頂きたい1冊。
英語が伸びない人の9割は単語の覚え方が間違っている。
その代表的なものが、「書くだけで読まない」「例文を使わない」こと。

 

まず、単語を覚える時には書く事よりも読む事に重点を置いた方がいい。僕らは学生の頃の英語の授業や受験英語の経験からスペルを覚える事をとても大切にする。
だから、書いて書いてスペルを正確に覚えようとする。
スペルを正確に覚える事は大切だけれど、書いて覚えるという行為はとても時間がかかるので、1日にこなす数が激減する。
1日5ページくらいがいいところ。

 

ペースが落ちると、単語帳が全然進まない。
全然進まないので嫌になる。

さらに、書くだけの弊害はTOEICの点数にも影響する。
リーディングで見れば分かるけど、リスニングでは聞き取れないという事が多発する。
読めるけど聞き取れないというのは「覚えていない」に等しい。

 

次に、例文を使わない人。
伸び悩む人は単語だけを覚えようとする。
「competition 競合 competition 競合 competition 競合、、、」というように単語と意味だけを文脈なく覚えようとする。
この場合、記憶への定着が浅く、すぐに抜けていく。

 

単語は声に出して読みながら、文脈。ストーリーの中で覚えるのが鉄則。

 

この点を踏まえるとこの単語帳はとても秀逸。まさに読んで覚える為の1冊。
まず、例文が結構長い会話形式。求人、面接、研修、業務、展示会、会議,,,etcとTOEICのリスニングで想定される場面で構成されている。
通常の単語帳は短い例文が1文づつ付いている事が多いが、1文では文脈が生まれない。
文が集まって構成される本書の会話文はストーリーがあるので圧倒的に覚え易い。

 

単語と意味を10回ノートに書殴っているような人は是非、本書の会話文を聞きながら10回音読して欲しい。
時間は劇的に短縮され、深く脳に刻まれるし、言う迄もなくリスニング対策に直結する。

 

問題の中でキャッチできる単語が増え、必然的にスコアアップに繋がる。

 

 

まとめ

 

初心者ほど単語帳には気を使うべき。
厚過ぎても薄過ぎてもダメ。分かり易く、得点に直結するものを選ばないと命取りになる。

 

初心者の心を砕き挫折に追い込むのはまず「単語学習」の部分が圧倒的に多い。思うように暗記できずに、投げ出してしまう。

 

既に英語力が高い人(TOEIC900以上〜帰国子女)はあまり単語帳の質から影響は受けない。
というか、そもそも単語帳を使わない人も多い。売られている単語帳に載っている単語は殆ど覚えてしまっているから。
英字新聞やTIME誌、ニュースなんかで知らない単語をコツコツ増やす方が効率的。

 

でも、初心者はそうはいかない。
必要最低限なものをしっかり覚えて結果に繋げる事が最優先。

 

単語帳の収録語彙の数は気にしなくていい。
なんとなく分厚くて収録単語の数が多い方が長く使える気がするかも知れないけど、長く使うどころか2週間で投げ出すのがオチだと思っていいくらい。

 

500点、600点の壁を中々超えられない人は1冊をとことん読み倒してみて欲しい。

 

 

 

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