通勤電車の中での英語学習。
何を使ったらいいか悩んでいる方は、Forbesをオススメします。
Forbesといえば、世界的に有名なビジネス誌で、長者番付で有名ですよね。
日本でもForbes JAPANが本屋に並んでいます。
(Wiredと並んで、割と私の愛読書だったり)
世界情勢や最新テクノロジーの動向など、感度の高いビジネスパーソンには人気の情報誌。
(「お前の感度は高いのか?」みたいな質問はやめてください、、、泣)
【必要なのはスマホだけ】良質なビジネスインプットを英語で体験。
今回は「通勤時間の英語」なので、雑誌じゃなくWebサイトの方の話です。
ちなみに、Forbes Japanの日本語のコンテンツじゃないですからね!あくまで「英語学習」なので!
Forbesのサイトにある記事は、どれも質が高いのにすべて無料なんですよ。
この記事を書いている2019年6月時点では、「中国とアメリカの貿易戦争」だったり「マクドナルドによるイスラエルのスタートアップ買収」が注目を集めています。
他にも、“What Successful People Do On Sunday To Be Productive All Week”(成功している人が日曜にやっていること。一週間を生産的に保つためにやるべきこととは?)といった、ビジネスパーソンに有益な情報が多いです。
— Forbes (@Forbes) 2019年6月28日
Forbesで英語を学ぶメリットはいくつもあるので、まとめてみました。
英語で時代を捉える
ビジネスパーソンは忙しいです。
でも、成長のためには仕事以外にも色々と学ばないといけません。
通勤時間も貴重な学びの時間です。
新聞を読んだり、ビジネス誌を読んだり、資格の勉強をしたり。
そこに英語ってなると消化不良になってしまいます。
であれば、単純な話で「英語で学ぶ」をすれば、最大限に学びを効率化できます。
「じゃあ、何を学ぶのか?」というと、ビジネス情報が一番英語と相性がいいし、すぐに取り入れやすいです。
「英語で学ぶ」と言うと、凄く難しく捉える人もいますが、そんなコトはありません。
基礎がある程度身についていれば、知らない単語があってもスマホならすぐに調べられますし、「慣れ」が大きいです。
英語でビジネス誌や新聞を読むのは、別に英語上級者だけの特権ではないです。
出てくる単語はたまに難しいのもありますが、調べればいいですし、文章はそこまで複雑じゃないです。大衆に向けて書かれているワケですから、文章は理解しやすく書かれています。
TOEIC対策とのシナジー
特に800点くらいを目標にしている人には、TOEIC対策面でもシナジー効果があります。
Forbesで使われる単語は、TOEICとかなり親和性が高いので、ボキャビルにかなりの効果があるからです。
“How Employers can prevent their employees from job hopping.”
— Forbes (@Forbes) 2019年6月21日
Forbesの記事のこの文章なんて、TOEICを受けるなら絶対知っとくべき単語だけで構成されてますし(汗
☑employer
☑prevent A from B
☑employee
☑job hopping
どれも必須です。
ビジネス英語のアウトプットに洗練を
英語は言葉なので、時代とともに使われる単語やフレーズも変わってきます。
「ググる」という動詞は英語では”google”です。でもこんな動詞は昔なかったワケで。
私は個人的にはビジネスシーンでの英語は、あまり”通な表現”というか、過度にネイティブライクな表現は使わない方がいいと思っています。
仕事相手はネイティブよりも、アジアや東南アジアの人が多かったりするんですよね。お互い英語はネイティブじゃなく、あくまで「共通言語」として英語を使うシーンが多い。特に、日系メーカーなどにいると、工場は中国とかタイなんかが多いですからね。
なんで、アメリカ人しか知らないような”イケイケな表現”は逆に伝わらなかったりするんです。
昔、ある日系企業のアメリカ駐在員の方とメールのやり取りをしてたんですよ。お互い日本人だけど、CCにアメリカの現地のスタッフもいたので、英語でやり取りしてて。
で、その人が「概算見積を下さい」っていうのを”ballpark figure”っていうかなり口語な表現使ってきて。もう、メールから「ドヤ!俺のアメリカナイズされたこの英語!」みたいなのがヒシヒシと伝わってくるワケです(笑)
「え?ballpark?」と思って調べて、「んだよっ!”Even rough quotation is OK if you need time to prepare the official one.”とか分かりやすいのあんだろっ!」とイラっとしました(笑)
まあ、それは極端なので悪い例としても、ビジネス英語として割と一般的だけど、ちょっとシャレたフレーズや流行りの言葉みたいなのもあるワケです。
例えば、
・State of the art
・Cutting edge
・Skyrocketing
なんかは良く使われます。
こういったフレーズをちょっと自社の製品の宣伝として、営業メールに入れるとかできると、英文の格がグッと上がりますよね。
あと、最近よく目にするのは、
brick and mortar
知ってます?コレ。
直訳すると「レンガとモルタル」なんですけど、「実店舗の」とか「実店舗を持つ」っていう意味です。最近は店舗といってもネットビジネスなのか、リアル店舗を構えてのビジネスなのか2通りありますよね。リアル店舗のコトを指すのにこのフレーズがよく使われます。Forbesでも、Wall Street JournalでもEconomistでも見るので、割と一般的なフレーズとして広まってます。
こういう、時代と共に生まれてきた言葉も使って英語を発信できるとカッコいいですよね。
通勤時間は貴重な学習時間。良質なインプットを。
繰り返しですが、ビジネスパーソンにとっては、電車に揺られている時間も貴重な「学びの時間」。英語だけではもったいないです。
TOEICの英文は「英語を学ぶための英文」なので、そこからビジネスパーソンとしての学びはありませんし、TOEICの勉強はテキストを開いて、カフェや自宅で時間を計りながらじっくり取り組むべきかなと思います。
良質なビジネスインプットと英語インプット。
これが最速で成長するカギです。
Forbes。
オススメです。
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