「Twitterを英語の勉強に使うとイイって聞くけど、ホントに効果あるの?」
Twitterユーザーとしては、それがホントなら便利ですよね。
結論から言うと、Twitterは英語力を鍛えるのに最高のツールです。
ただし、”英語学習するならフォローしておきたいTwiiterアカウント○○選”といった感じで紹介されてるアカウントをフォローするのがイイかというと、正直、微妙。
・英語の名言をツイートするアカウント
・日常会話のフレーズをツイートするアカウント
・英単語をツイートするアカウント
そんな感じのアカウントが紹介されてますよね。
黙っていても、毎日twitterのタイムラインに英単語やフレーズが上がってきますし、何もしないよりはマシな気がしなくもないですが、、。
でも、ソレってホントに覚えてる?
っことなんですよね。
英語学習アカウントをフォローしても効果が無い!?
「Twitterで英語を勉強する」
そう聞くと、どんな方法を思い浮かべますか?
使えるフレーズを毎日ツイートしてるアカウントをフォローするとか?
といったことを思い浮かべませんか??
でも、正直、学習効率はどうなんでしょうか。
Twitter、Facebook、InstagramといったSNSの特徴は、タイムラインに情報がどんどん流れてくるコトです。つまり、すぐに消えてしまうワケですね。
ごく限られた人を除けば、数秒ツイートを眺めただけで、会話フレーズや単語を一瞬にして覚えることなんてできません。
ムリじゃね?(;´∀`)
フォローしてる人のページに行って、過去のツイートを見返せば復習はできますけど、、、、そこまでしますか?
私ならしないです(汗
さらに、SNSの特性として、読み手の意識の問題もあります。
・基本受け身である
・瞬時に興味ある投稿だけを選別している
・ほぼ斜め読みしている
普段SNSをやってる時ってこんな感じじゃないですか?
よっぽど熱心にフォローしている人じゃなければ、一言一句を噛みしめるように読まないですよね?
何が言いたいかというと、こういう「SNS式の読み方」で英語を勉強しても、集中していないから効率が上がらないってコトです。
インプットをしてるようで、実は「眺めてる」に近い。
それでは知識はインプットできません。
洋楽を聞きながら、「耳が英語に慣れるかも」と期待したところで、聞き取りができるようにはなりません。それと同じ。
「フラッシュカード式ボキャビル」はアリ
一つだけオススメなのは、TOEICなどの受験対策。
TOEIC頻出の単語だけをつぶやいてるbotアカウントがあるので、それをフォローするのは有効です。
あくまで補助的なツールとして、ですけどね。
メインは単語帳などを使って覚えましょう。
そして、「本当にその単語を覚えたのか?」というチェックのために、twitterを使います。
タイムラインに上がってきたTOEIC単語の意味を、反射的に言えるかどうか。これを繰り返すことで、脳への定着率はUPしますよ!
ただ、繰り返しますが、あくまで補助的ツールとしてです。
「英語のための英語」→「ツールとしての英語」へ
では、ここからは本当に英語学習に役立つTwitterの使い方についてです。
冒頭から、「英語のための英語」とか禅問答みたいな事を言ってすみません。
大まかにいって、私達が触れる英語には2種類あります。
あくまで、日本で英語を勉強している前提です。
1つは、TOEICや英検の対策など、おもにテキスト上で触れる英語です。
これは、「英語をが身につける為に作られた英語」といえますね。
文章は整っているし、リスニング問題の発音は明瞭。
英語学習者が一番触れるのは、このタイプの英語です。
2つめは、「ツールとしての英語」です。
これは、実際に使うための英語です。
・友人や同僚との会話
・英語でメールのやり取り
・洋楽
・海外ドラマ
・海外サイトをネットサーフィン
こういう英語って、英語学習のために作られた英語ではないですよね?
純粋に情報を伝えるため、コンテンツとしての英語です。
そして、Twitterで触れるべきは、この「ツールとしての英語」です。
なぜなら、「英語のための英語」はTwitterでなくてもいいからです。
参考書を買うとか、英会話フレーズを学ぶならyoutubeの方がメディアとして適してます。
Twitterのいいところは、
・世界中のユーザーの投稿が読める
・世界中のユーザーがシェアしているコンテンツを読める
・世界中のユーザーと絡める
ってコトです。
海外のユーザーをフォローすれば、毎日、生の英語がタイムライン上に流れてきます。そこでは、テキストでは学べない英語表現や、日本人には思いつかない言い回しなど、学びが沢山あります。
また、リプ/リツイートで絡めば、それは立派な「英語でのコミュニケーション」です。
日本人に多いのは、「英語のための英語」に閉じこもって、いつまでも外の世界で、実際に使おうとしないパターンです。
「もうちょっと話せるようになったら」
「もっと単語を覚えたら」
そんなコトを言ってるといつまで経っても進めません。
かといって、周りに外国人の友人がいればいいですが、皆がそういう環境にあるワケではないですよね。
でも、TwitterなどのSNSであればそれが簡単にできます。
・英語で発信ができる
・英語で情報のインプットができる
・英語でコミュニケーションがとれる
Twitterならこれらができるんです。
でも、TOEICの勉強をいくらしたところで、こういった力をつけるコトはできません。
せっかく使うならTwitterでしかできないコトをやるべき、ですよね?
言い換えると、Twitterを英語学習にフル活用するためのマインドは、
〇英語を使う
×英語を学ぶ
です。
続けるコツ
Twitterで英語に触れ続けるコツは、「好きなものだけ」「気になるものだけ」です。
英語を身に着けたいからといって、興味もないアカウントをフォローしても仕方ないです。気負って、最初からWall Street Journalなど堅くて取っつきにくいのをフォローする人もいますが、難しすぎると消化不良を起こしますので、注意が必要です。
ファッションが好きなら、アメリカのファッション系インフルエンサーでいいし、エンジニアならシリコンバレーのテック系アカウントとか、自分の好きなジャンルだけ。
そして、全部の投稿を追いかけようとしないコト。
フォローしたからといって、全部のツイートを読み込もうとする必要はありません。
「なるべく多くを吸収しなきゃ!」
みたいな「お勉強マインド」は、重荷になるだけです。
私達の目的は「英語を使う」ことです。
自分のアンテナが反応した投稿や、シェアされた記事を深堀すればOKです。
たかぎぶそんがフォローしてる英語系アカウント
参考になるか微妙ですが(汗)
私がフォローしてる英語メディアや外国人アカウントを最後に紹介します。
完全に私の好みなので、スタートアップ系、テック系が中心です。
単純に好みの問題もありますが、フォローしてる理由としては、
・ビジネスに活かせるインプットとして良質である
・スタートアップやテック系の情報は、「問題を解決する」というマインドが根底にあるため、環境、教育、など多岐のジャンルに渡るので、IELTSと親和性が高い
などもあります。
又、TOEICなどでは学べない、活きた表現やフレーズを身に着けるコトができるのも魅力です。
Entrepreneur
「起業家」と名のついたメディアですが、主に、注目のスタートアップ企業や、その製品、あるいは、ビジネスマンとしての生活習慣のヒントなど、ジャンルは多岐に渡ります。
Wired
先ほどのEntrepreneurに比べると、もうちょっとテック寄りのメディアです。
テクノロジーと絡めて、政治や人種問題などを独特の視点で捉えている点が面白いですね。
Wiredは日本で雑誌を刊行してて愛読してたのですが、廃刊になってしまいました、、、。私の中では最もクールな雑誌の一つだったんですけどね。。。
Forbes
言わずと知れた、世界で最も有名な経済紙。
世界長者番付で有名ですね。
現在、世界の最先端ではどんなビジネスが成功しているのかを知るコトができます。日本でもForbes Japanとして雑誌が出ていますが、最新の情報をキャッチするという意味では、雑誌よりもTwitter、Japanよりも本家をフォローする方がベターかも知れません。
Tweets by Forbes
というワケで、楽しい「Twitter x 英語ライフ」を!
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