あーーーーー、まったくもってブログの更新が止まってしまいました。
前回の記事で書いたアメリカ西海岸の影響がまだ残っててアメリカに貨物が届かないもんで、
毎日毎日朝から夜中まで航空便の手配やら、メーカーさんとの交渉やらで全くブログを書く時間がありませんでした。
スト自体は仮合意に達して貨物は動き始めてるみたいだけど、順番待ちなんだよね。
沖についても中々着岸して荷卸できない。
アメリカの場合、西海岸についたらそこからRail(鉄道)に載せ変えるケースが多い。
でも、そのrailに中々載せてくれない!
Railにさえ載れば後はスムーズなんだけどね。
横浜・東京 〜 Los Angels / Long Beachのルートで出した貨物よりもその1週間後にメキシコ経由とかカナダ経由で迂回させた貨物の方が早く着いてるしね。
この影響はいつまで続くのか?
人によって味方がバラバラで、3ヶ月って言う人もいるし、半年っていう人もいる。
ただ、私は4月中におおよそ海に浮かんでるコンテナ達は消化していくんじゃないの?くらいに思ってる。
新たな問題
航空便で出した貨物が空港で滞留していて届かない。
いや、、、急いでるからAIRで出荷したんだけど、、、?
って感じ。
特にORD(シカゴ空港)!
1週間近く滞留してる貨物もあるそうな。
まあ、皆考える事は一緒で海がダメなら空ってんでバンバン飛行機で飛ばしたら、現地の作業のキャパ超えちゃったんだよね。
特に成田〜シカゴ便ってのは日米間の物流の大動脈で、他の空港向けに比べて圧倒的に貨物量が多いからね。
うちの現地のアホなスタッフは「You 他の空港向けに飛ばしてよ!」とか軽々しく言ってたけど、他の空港向けってさ、成田から1日1本くらしか出てないんだよ。アトランタ行きなんてデルタ航空が1本だけだしね。
「はあ?アトランタ?お前、成田からアトランタ向けって1日に何便あるか知ってる?そんな事も知らないの?無理だよ?届く頃にはお前んとこの在庫なくて客のラインとまるよ?いいの?」
って今朝の電話で怒鳴ってやったわよ。
1便しかないルートに急に切り替えてもまずスペースなんて取れない。
1週間以上先の納期ならいいけどね。
Flight Informationを確認しよう
まあ、貿易実務に携わる人向けの内容で申し訳ないんだけど、もしあなたが私と同じような状況なら、きちんとフライト情報を確認した方がいいよ。
フォワーダーからスケジュール出た時に、きちんとどこの航空会社で飛ばすのか見てる?
スペースが取れてフライト確定した事に満足してるなら気をつけて。
シカゴで止まってる貨物で現地はパニックだけど、航空会社によるんだよ。
要するに到着してからさっさと貨物をリリースしてくれる航空会社とそうじゃないとこがある。
一番しょーもないのがKZ(日本貨物航空)ね。
シカゴで止まってる貨物の多くがKZ便で飛ばしたやつ。
ほんとヒドい。
もし、あなたの会社が使ってるフォワーダーが航空会社に関わらずとにかく空いてるスペースに詰め込んで飛ばす、みたいなスタイルなら即刻やめさせるべき。
先週、「世界◯通」とか言っちゃってるフォワーダーがKZにうちの貨物入れまくって、週末大変だった。
シカゴに着いてるのに出てこない。
その兆しはその前からあったから普通KZになんて載せないだろ、って言いたい。
というワケで今週から世界◯通さんは使わない事にしました。
はっきり言って、フォワーダとしてのレベル疑う。
とまあ、こんな感じでバタバタしております。
なんか航空便出荷の数が多過ぎてスタッフの手が回らないので、私も久々に輸出書類をシコシコ作成してます。
Invoice, Packing List, Shipping Instructionなどなど。
久々にやると、なんか新鮮。社会人1年目を思い出す(笑)
海外営業とか貿易関連の部署はまず輸出書類を作りまくるからね。
で、何度もミスして怒られて。ちょっとイレギュラーな出荷に遭遇して慌てて、みたいな(笑)
うちの会社はベトナムにそういう単純な貿易実務の仕事をアウトソースしてて、日本の本社は新卒の子以外はやらないんだけど、
この状況でやらざるを得なくなっちゃって。
まあ、ルーキー時代、取り付かれたように1日何十件も出荷書類作ってフォワーダーに電話しまくってたからね、私も1年目は。
久々の出荷業務に血がたぎったね。
ベトナムのオペレーションは20代前半の若い子達ばっかなんだけど、見せつけてやりましたわ。
炎のインボイス作りを。彼らが1枚作る間に3枚作ってやったし。
卍、、、解。
って感じですわ。
BLEACH知らない人ごめんなさい。
とまあ、依然として混乱は続いてるけど、そういう時こそ絶対に在庫をきらさない。
お客さんに迷惑をかけない。維持でもかけない。
そうやってなんとなく楽しんでいたりします。
貿易の仕事をしている人、あと少し、頑張りましょう。
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