世界のエリートから学ぶ人間臭さ

“エリート”という言葉を聞いてあなたは何を思い浮かべるでしょうか?

 

いい大学を出て、一流企業に就職をし、高収入な人。
なんとゆーか、別次元の人。

 

最近、本屋のビジネス書籍コーナーを見ているとよく”エリート”という文字を目にします。
様々な”エリート本”(タイトルにエリートと付く本を勝手にそう読んでいます)を読んでみると、現在のエリートの定義は若干異なるように思います。

 

一昔前は日本の有名大学を出て、日本の有名企業に就職をして、というタイプであったのに対して、現在のエリートのキーワードは

 

・ハーバード
・スタンフォード
・MBA
・マッキンゼー
・ゴールドマンサックス

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といった具合に、明らかにグローバル化しています。
特に、本屋に並ぶ”エリート本”に登場する人達は必ず”MBA”か”元マッキンゼー”という肩書きが付いていたりしますね。

 

 

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最近増加中の”エリート本”。
中にはただの自慢話に終止しているものもありますが、中々面白いものが多い。

 

特に最近、電車での暇つぶしに買った「世界のエリートの『失敗力』」は読み易くて非常に面白かった。

何故なら、“失敗”に焦点を当てているから。

 

失敗に焦点を当てるという事でエリート達のダメな部分や人間臭さが上手く描かれている。
エリートと聞くとなんとなく「素材が違う」とか「失敗しない、完璧な人」と思ってしまいますが、実はそうではなくエリート達も失敗を重ね、悔しい思いをし、挫折し、血のにじむような努力をしている事がよく分かります。

 

そりゃ皆、頭はいい。
だけど、努力して失敗しての繰り返しを腐らずに走り続けているだけで、決して人並み外れたセンスや容量でそつなくこなしているワケではない。
実はエリートは一般人よりもひたむきで実直なんだという事実はとても新鮮でした。

 

僕らが彼らから学ぶべきは失敗しない技術ではなくて、「失敗の局面できちんと苦しむ姿勢」「失敗から成長する技術」

 

特に、トヨタの人の話が面白い。
そして、次の成長へ繋げる”カイゼン”は誰でも取り入れられる成長ツール。

 

会社の文化が違えばエリートの種類も違う。
そして、種類が違えば考え方も全然違う。
同じエリートといっても実に様々。

 

あなたが目指す姿はどの人に近いでしょうか。
是非、手に取ってみて下さい。

 

何冊かのエリート本を読んでみて思うのは、逆説的には”エリート”という言葉は「優秀な人を指す為の言葉」というよりは、誰よりも努力している人を「あいつは優秀だから」の一言で片付けて努力できていない自分を正当化する為に作られた言葉なんじゃないかと思えてきます。

 

雲の上の人だから関係ない、と言ってしまえばそれで終わり。
ただ、彼らから学ぶべき事は沢山あって、それは意外と意識一つで誰にでもできるものだったりする。

 

仕事のモチベーションが上がらない人は是非。

 

さ、明日も頑張ろ。
寝る前にちょっとTOEIC対策でもしよう。。。

 

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