私の仕事着はスーツかジャケットなので、毎日ワイシャツを着ます。
ずっと愛用していると、襟に黄ばみが出てきますよね。
襟のシミはつけ置き洗いをしたり、たまにクリーニング屋さんにも出すのですが、完全に取る事は難しい。
とは言っても、長く愛用していると捨てたくもありません。3枚セットで◯◯◯円のようなセール品なら諦めもつくのですが、こだわりのシャツは愛着もあって捨てられない。
という訳で、色々と試したのですが何とか満足のいくレベルまで黄ばみを落とす事ができたので、その方法を書き留めておきます。
愛用しているシャツの黄ばみが落ちない方は是非、奥さんまかせにせず、御自身の手で黄ばみを取り払って頂きたい。
これは私が3年以上前にたまたまデパートで購入して以来ずっと愛用している水色のシャツ。
うーーーーん。
見事に黄ばんでます。
たまにクリーニングに出しても薄くなる程度で「薄くなる→濃くなる→クリーニング」を繰り返してきたこのコの3年越しの黄ばみは取れるのでしょうか。。
まず、通常の洗濯ではほぼ効果なし。
次にお湯に洗剤をとかして30分ほど浸け置きしてから洗濯。
これもあまり効果なし。
では、どうするか。
※2015年2月1日追記
もっと手間がかからなくて簡単な方法をアップしました。
↓ ↓ ↓
ワイシャツの襟袖の黄ばみを10分で落とす方法
ただ、簡易的な方法なので、洗浄力という点では少し弱いかも知れない。
何年もかけて染み込んだ汚れは下の方法がオススメ。
必要なもの
・酸素系漂白剤
・重曹
・スチームアイロン
・使わなくなった歯ブラシ
1. 漂白剤と重曹につけ置き
今回、私が使ったのがこちら。

我が家で激しく愛用している「シャボン玉」シリーズの重曹&漂白剤。
これをそれぞれ大さじ1杯づつ、洗面器へ。
そこにお湯(40度くらい)を入れてよーーーくかき混ぜる。

そして、そこへシャツを投入。

ちゃんと、黄ばみの部分がしっかり浸かっている事を確認して下さいね。
そして30分放置。
一服するもよし。本を読むのもよし。
2. 歯ブラシで汚れを落ち易くさせる
そして次に問題の黄ばみ箇所を歯ブラシで軽くこすり、汚れを落とし易くします。
あまり、固い歯ブラシでゴシゴシやると生地を痛めるので軽めに素早くシャシャシャシャと。

さらに10分放置。
この時点で、黄ばみはだいぶ薄くなります。
3. スチームアイロンで黄ばみを溶かし出す
最後に追い打ちをかけるがごとく容赦なく黄ばみを除去する為、スチームアイロンを使います。
黄ばみの部分にスチームを当てて下さい。
※スチームをプシュゥウっと当てるだけでアイロンをシャツに触れさせないで下さい

アイロンの水がなくなるまで、「これでもか」とスチームを当て続ける。
そすると、黄ばみが浮いてきてかなり汚れが落ちていくのが分かります。
4. 最後は普通に洗濯機で洗濯
特に普段の設定と変える必要はないと思います。
他に洗うものがあれば御一緒に。
奥さんが褒めてくれるハズ。

その結果、上の写真の汚い襟は、、、

ぉおおーー。
今まで全然落ちなかった黄ばみが完全に取り去られました。
お気に入りのシャツが新品同様の色を取り戻すと気分がいいものです。
乾いたら丁寧にアイロンをかけましょう。
普段は奥さんにお願いしている方も、今回は是非、ご自身で仕上げのアイロンがけもやってみて下さい。
パリっと美しく仕上げたワイシャツに袖を通すのはやっぱり気持ちがいいもの。
マッキンゼー社員の白シャツじゃないけど、なんか仕事できる気持ちにもなる(笑)
襟の黄ばみはネクタイを巻いてしまえば他人からは見えない部分ですが、「見えないからいいや」で済ませてしまう人はやはり他の部分でも身だしなみに表れてしまいます。
自分は見ていなくても、他人は意外と見ているものです。
特に女性と役職についているような中年層のダンディ達。
靴は磨かれているか、スーツの折り目は消えてないか、シワになっていないか、シャツはしっかりプレスされているら。
同僚であれば、「お前、もっとちゃんとしろよー」ですみますが、取引先ですと無駄にだらしない印象を与えてしまいかねません。なんだかんだで「見た目」は大事です。

別に派手じゃなくても、良いものをきちんと手入れして着ている人というのは好感が持てます。
逆に、身だしなみがだらしないと「大丈夫かなー。メールとか全然返してこないんだろーなーこの人」とか思ってしまう(笑)
服装の乱れは心の乱れ、ですね。
襟に黄ばみを見つけたら是非、週末に試してみて下さい。
月曜のテンションが少し上がります。