こんにちは、Takaです。
こないだ、ふと気になってTOEICの受験者数を調べたら2017年は年間250万人もいるって知って驚きました。
なんだかんだ、英語系の資格としては強いんですね。
さて、今回はTOEICのオンライン学習について紹介します。
「TOEIC対策に使える良いサイトってないかな?」
「無料でできる練習問題があるといいんだけど」
そんな方のための記事です。
オンラインで学習するメリットって?
オンラインで学習するメリットはいくつかあります。
まず、場所を選ばないですよね。
テキストを広げられない場所でも学習できます。
電車で立ってる時とか。
あと、参考書は持ち運びがだるいですよね?
公式問題集は大きくて、かさばります。
それに公式問題集以外にも単語帳だったりパート別の問題集なんかも使うので、カフェで勉強したい時なんかTOEICアイテムだけでカバンがパンパン。。。
TOEIC学習に使えるサイトは?
検索すると、無料でTOEICの練習問題を提供しているサイトが沢山紹介されています。
ただ、どんなもんか分からないものを紹介するワケにもいきませんので、実際に使ってみました。
実際に使ってみたサイト:
・アルクTOEICミニ模試
・TOEIC実力診断ミニテスト
・TEOICプレイスメンステスト
・英語上手Web
・英語力測定テスト2018
・Weblio英語力診断テスト
・英語リトマステスト
・english-test.net
・TOEIC Practice Questions
・english.best
合計10個、、、結構大変でした(汗
それで、今回はこの中から使えるサイトを2つだけ厳選して紹介する事にしました。
他を紹介しない理由は後ほど詳しく説明します。
アルクTOEICミニ模試
アルクといえば英語の参考書で有名な出版社です。
英会話、TOEICから子供の英語教育まで幅広く取り扱ってます。
カンタンに言うと、英語関係では絶対的な出版社。
そんなアルクが提供している無料のミニ模試。
本当のTOEICは全部で200問ですが、それをギュッと25問に圧縮したものになります。
アルクの会員に登録すればそれを3セット受ける事が可能です。
こんな感じ。
この再現性はなかなか凄いです。
時間制限の機能が付いているのも本番のような緊張感が出てイイですし、時間配分の感覚を身に着ける練習にもなります。
丁寧な解説もついてきます。
問題の再現性がとても高いので、3セット受けて出たスコアの平均が現時点のアナタの実力値だと思って大丈夫です。
診断後にはレベルに合わせてオススメの参考書も紹介してくれます。
TOEIC実力診断ミニテスト
eサラダ英会話というオンライン英会話学校が運営するサイト。
TOEIC本番の1/4の量の模試を2回分無料で受けることができます。
今回、10サイト使ってみた中で、一番問題の再現性が高い(=本物に近い)と思いました。
時間制限もついています。
受験終了後には、レベルに合わせて学習のすすめ方のアドバイスや、オススメの英会話コースが出てきます。
オンラインの無料模試の質は?
こういった無料のTOEIC練習問題のコンテンツは基本的には、運営元が顧客リストの入手と、宣伝のために作ったものです。
まあ、、、悪く言うと客寄せですね。
これらを使って、英語力を伸ばすような学習はできないと思って下さい。
あくまで一度きり、使い捨ての模試です。
ただ、それでもこの2つを紹介したのは、問題としての完成度が高いので、現在の自分の実力がどれくらいかを測るツールとしては優れているからです。
10サイトを試して他にも似たようなコンテンツはありました。
でも、気になるところが多かったので紹介しませんでした。
・問題の再現性が低い。本物に比べて簡単すぎる、難しすぎる。
・問題数が少なすぎ。それで出たスコアは当てにならない。
・時間制限がない。TOEICは時間との戦いなので、時間制限無しで解いた結果のスコアは当てにならない。
などなど。
中には、
「英語の参考書って結構値段が高いから、無料サイトを使い倒してコストを抑えよう」
みたいな感じで無料サイトを何個も紹介しているものもあります。
、、、本気で言ってるの?
って感じです。。。
想像して欲しいのですが、
無料問題を手に入れるにもメールアドレスの登録は必要です。
無料会員になると問題を提供するサイトがほとんどなので。
それを10個のウェブサイトでやります。
当然、読みもしないメルマガが大量にきます。
そこまでして、塵も積もればで集めてもせいぜい100問くらい。
しかも問題のクオリティはバラバラだし、ほとんどのサイトは解説まではありません。
いくら無料といえ、非効率すぎませんか?
そんな事をして集めた問題をチョロチョロ解いたところでスコアなんて伸びませんよ。
無料の練習問題を使ってできるのは、あくまで「実力測定」です。
TOEICを初めて受験する人が、現在地を知るには便利です。
でも、これを使ってスコアを伸ばすとか英語力をつけるなんて事は期待すべきではないです。
それなりに問題数が用意されているサイトもあります。
例えばenglish-test.netはTOEIC5回分を受けられます。
だけど、解説が無い。
解説がないと何で間違ったのか分からない。
なので、分からないものが分からないまま。
当然、成長はないですよね。
無料で使えるサイトについてまとめると、
・現在の実力値を簡易的に測定したい人にはオススメできる(今回紹介した2つのサイトがオススメ)。
・あくまで実力測定のためであって、無料サイトを色々使い倒してスコアを伸ばそうとするのは現実的ではない。
ただ、冒頭で言ったとおり、オンラインには手軽で身軽っていう絶対的なメリットがあります。
もしアナタがオンラインのメリットを重視するなら、有料サイトなんですが、E-Testというサイトはオススメできます。
「有料はちょっと、、、」
って思うかもですけど、個人的には公式問題集よりコスパいいんじゃないかなって思うんです。
【参考】有料だけど公式問題集よりコスパが優れてるサイト
TOEIC 公式問題集 | E-Test | |
問題の再現性 | 本番同等 | 本番同等 |
問題数 | 400問(2回分) | 3,000問 |
コスト | 3,024円 | 2,000円/月 |
e-testを実際に私も使ってみましたけど、問題の再現性は高いです。
再現性は当然ですが、ものすごく大事です。
本番より簡単すぎても難しくてもダメです。
あと私が個人的に「いいな~」と思った点は2つ。
まず問題数。
3,000問です。
これが毎回ランダムに出題されます。
スコアを上げるには問題への慣れが必要です。
なので、TOEIC対策は量がモノをいいます(質は当然ながら)。
TOEICはスコアが高い人ほど問題量をこなしています。
900点以上を目指す人はよく韓国の講師が書いた参考書を使ったりしますけど、問題量ハンパないです。
(韓国はTOEIC対策のノウハウが進んでいるので、質の高い参考書が多い)
なので、3,000問もあるのに公式問題集より安いってコスパ的には相当いい。
試験15回分の問題数ですからね。
もう一つが、タイマー機能。
以前の記事でも書きましたが、TOEICは時間配分が鍵です。
時間配分をきちんとできる人はそれだけでスコアが上がります。
ただ、公式問題集を含め、本で勉強しながら時間配分の対策もするのって結構めんどくさいです。
私はスマホをタイマーにして横に置いておくんですけど、チラチラ見ながらやるのがなんか気が散って嫌でした。
あと、ついつい自分に甘くて、時間オーバーしてしまったり(汗
e-testはタイマー機能がついているので、時間内に解答をしないといけません。
これは、TOEICで必要な時間配分の感覚をカラダで覚えられるので非常にイイです。
本番でイチイチ時計を見なくても、感覚的に
「いいペースで解けてる。このままいこう」
「時間かかり過ぎてる。よし、この問題は思い切って捨てよう」
という判断ができるのは、本番の緊張の中ではとても強い武器になります。
まとめますと、メリットはこんな感じです。
・問題の再現性は公式問題集と同等
・問題数は3,000問と圧倒的に多いので、しっかり出題傾向をつかめる
・タイマー機能がついているので、自然とスピード感覚が身に付く
何ヵ月も使うと、お金が結構かかっちゃうので、試験直前の1~2か月に追い込みでやるのがオススメ。
今日は以上です。
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