社会人の英語学習にインスピレーションを 〜 TEDが英語学習に最高なワケ

最近ではインターネットを使って英語を無料で学習できるツールが充実している。
色々とあるけれど、中でもオススメはやっぱりTED。

 

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私自身、あまり無料学習ツールは使わないんだけど、これはオススメ。
なぜ無料ツールをあまり使わないかと言うと、、、

 

・教材としての質が低い
・特に海外サイトはコンテンツがガチャガチャしてて使いにくい
・有料版が別にあり、無料版はかなり機能が制限されている(無料版はあくまで有料版へ誘導する為のモノ)

 

こういった煩わしさがあるので、それなら有料のものでストレスなくじっくりやりたいと思うから。

 

でもTEDは他の無料英語学習ツールとは違う。

 

というか、そもそも「英語学習ツール」ではないんだよね。
英語学習に適しているというだけで、英語学習を目的に作られたものじゃない。

 

では、何故英語学習ツールではないにも関わらず英語学習に向いているのか_?

 

 

目次

1. そもそもTEDって?

 

TED(テド、英: Technology Entertainment Design)とは、アメリカのカリフォルニア州ロングビーチ(過去にはモントレー)で年一回、大規模な世界的講演会を主催しているグループのこと。
TEDが主催している講演会の名称をTED Conference(テド・カンファレンス)と言い、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう。講演会は1984年に極々身内のサロン的集まりとして始まったが、2006年から講演会の内容をインターネット上で無料で動画配信するようになり、それを契機にその名が広く知られるようになった。 引用元: WIkipedia

 

コンセプトは“Ideas Worth Spreading”で、「広まるべきアイディア」。
つまり、価値あるアイディアをプレゼン形式で発信する場所。

ジャンルはすごく幅広い。
学者、教育者、技術者、アーティスト、プログラマー、ビジネスマン、起業家あとはダンサーなんかもプレゼンをしている。
中にはビル・ゲイツやクリントン元大統領のような著名人も。

 

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プレゼンに使うスライドも凄く参考になるよ。
ルールとしてパワポのテンプレートなんかは使用禁止なので、オリジナリティに溢れて視覚に訴えかけてくるスライドばかり。

 

2. TEDが英語学習に適している3つの理由

 

 

i. まず、英語がキレイ

 

まあ、TEDのステージに出て来るくらいだから、やはり皆それなりの教育的・社会的バックグラウンドを持っている訳で、使う英語は洗練されている。
教養のある英語ってヤツですな。
ネイティブ・スピーカーじゃない人も沢山いるけれど、やはり皆、限りなくネイティブに近いレベル。

 

ii. 次に、社会人が英語学習に使うにはとても参考になる

ここに出て来る人って、要するにビジネス書籍の1冊くらいは書いてる人が多いワケで、そういう人達のプレゼンを無料で視聴しつつ英語学習をするというのはある種の贅沢。
興味があるコンテンツで学習をすれば、当然、英語学習としての成果は上がり易い。

 

だってさ、「実際にそんなんありえねーよ!」みたいなシチュエーションを想定したビジネス英語教材を聞いてるより、Googleみたいな企業の一線で活躍してるような人達のプレゼンを聞いてる方が100倍為になるし、実際のビジネスマンとしてリアルに響くよ。

 

FacebookのCOOはどんな英語を話すのか?
IDEOのクリエイターはどんなプレゼンをするのか?

 

社会人の英語学習はそういう事にこそ刺激を受けるべきだし、そういう感性を持っている人は成長が圧倒的に早い。

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「やあ、どうしたんだい?もうすぐミーティングが始めるよ?」

「ええ、でもプリンターが故障して、資料がプリントアウトできないの」

「カスタマーサービスに連絡しよう」

「さっき電話したけど明日まで来れないらしいの」

 

みたいなTOEIC的なやつもスコアを取るには大切だけど、、、まあ正直、楽しくもないし刺激にもならないよね。
それに、こういった英語はにしか触れていないと実際の英語力は身に付かない。

 

 

 

iii. そして何より、英語学習用教材じゃないところ

 

逆説的だけど、TEDが英語学習に向いている理由はTEDが英語学習教材じゃないってとこだと思う。
本屋に並んでいる英語の参考書っていうのは、当然だけど英語学習用に加工されたモノであって、生の英語とは違う。
特に日本人が書いた本は参考書は英語が不自然だったりする。

 

それに参考書の大半は「ウリ」にしている方法論に基づいて書かれている。
極端な例を挙げれば;

 

・SNSを使って英語を覚えようとするもの
・英語で日記を書いてみるもの
・漫画にして覚え易くしようとしたもの

 

こういった方法が合うかどうかは人によって全然違ってきてしまう。
(そもそも、こういったキワモノ系はタイトルのインパクトだけでゴミだったりする事が多いけど)

 

そういう視点で考えるとTEDの動画って、ただただ純粋に素材でしかない
誰も「TEDの動画をこう使って英語を学習しなさい」なんて言わないし、自分でやり易いように工夫できる。

 

・とにかく数をこなして聞きまくる
・ひたすら同じ音声を使って音読する
・自分でも使ってみたいフレーズや単語をまとめる

 

使い方は人それぞれ。
目的に合わせて活用しまくれば、その辺の参考書よりはるかに役に立つ。

 

ただ、英語学習を長い事やってる人なら難なく自分に合った使い方ができるだろうけど、これから頑張っていこうという人にすれば、動画だけ紹介されて「ホレ、これいいから使って英語の勉強してみ」と言われてもよく分からないと思う。

 

なので、次回は具体的な使い方について紹介したいと思います。

 

 

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