【もっとグローバルに活躍したい!】私が実際に使ってみて本当にオススメできる転職エージェント5社を紹介します。

こんにちは、Takaです。

 

わたくし事ですが、4月から新しい職場でキャリアをスタートさせる事になりました!
商社からまたメーカーに戻ります。

今の会社よりはやや規模が小さくなりますが、これから海外展開を本格化しようという会社。古い企業ですが、第二創業期に入りベンチャー的な熱を帯びながら「やったるぜ!」って意気込みが伝わってきたとこに惚れました。

 

昨年末に内定が出て、正月にゆっくり考えたんですが、やっぱり自分の成長のためにも大きい会社で仕事をソツなくこなすより、これから海外ビジネスを創っていく方が熱くなれる!ってことで決断しました。

 

転職先の企業の同僚・上司となる方と先日食事に行ってきて、色々と熱い意見交換もありつつテンション上がってます!4月が待ち遠しいです。

 

さて、今回は、実際に私がお世話になった転職エージェントについて紹介します。

 

「英語を活かした仕事がしたいんだけど、転職活動はどうしたらいいの?」

 

「外資系企業にチャレンジしてみたい!どこの転職エージェントがオススメ?」

 

そんな方に読んで欲しいです。
今回、何社ものエージェントさんにお世話になりました。
(10社以上は登録したかな)

 

本当に最後の最後まで熱くサポートしてくれたエージェントもいれば、残念ながら全く使えないところもありました(汗

 

なので今回は、私自身のリアルガチな転職者としての経験からオススメできるところだけを紹介します。それぞれ特色がありますし、イイところも悪いところもぶっちゃけて生の声として読んでくれると嬉しいです!

 

目次

「英語」「外資」「グローバル」をキーワードに仕事を探すなら転職エージェントを使うべき。【断言します】

 

「外資系企業に転職して年収をUPさせたい!」

 

「せっかく英語を勉強してるけど、今の仕事では使う機会がないんだよなぁ、、、思い切って英語を活かせる仕事に転職できないかなぁ」

 

「いつか海外駐在をしたい!」

 

「海賊王にオレはなる!」

 

そんな夢や目標が漠然とあるなら、まず行動を起こしましょう。
具体的には、転職エージェントに登録をして話を聞く。シンプルです。

 

もちろん転職エージェントを介さなくても応募できる企業はたくさんあります。
WEBサイトで募集要項を出している企業です。

 

・転職経験が過去にもある
・行きたい企業が具体的に決まっている
・同じ業界の中での転職なので、ある程度は勝手が分かっている

 

こういう状況にあれば、直接応募するのも戦略的に全然アリです。
企業からすると、直接応募の方がエージェントへ支払う仲介料がかからない分、採用コストを抑えられるからです。

 

一方で、まだ漠然としている場合。

 

・英語を使う仕事ってどんな求人があるの?
・どんな企業が募集してるの?
・TOEICは730点だけど英語を使った実務経験がない、、、大丈夫かなぁ
・今の私だとどういう企業に応募できるの?

 

まだフワっとしている人には転職エージェントがオススメです。
転職エージェントを使うメリットって、求人を紹介して貰えるだけじゃないんです。

 

まずはその辺りについてお話します。
(転職エージェントを使うメリットなんて知ってるよ、って方は飛ばして下さい。)

 

メリット1  非公開求人が多い【特に英語を使うグローバル職種はなおさら】

言わずもがなですが、一番大きなのはコレです。
世の中の求人の全てが公開されているワケではありません。

 

不動産物件と同じですね。
誰でもアクセスできるネットの情報にないものが沢山あります。

 

その理由を理解するためにちょっと企業側の視点に立ってみましょう。

 

まず、転職エージェントは基本的に採用する側からお金をもらいます。
紹介した候補者の入社が決まったら、その契約年収の20%とか30%を報酬として企業から貰います。年収500万円で中途社員を雇えばエージェントには100万円以上の仲介料を支払うイメージです。

 

企業の立場からすると、自社のWEBサイトで募集をかければそのコストは抑えられます。ただ、誰でも応募できるとなると色々な人が応募してきます。
それに自分たちで対応しないといけません。
なので、目には見えないですが、自分たちで募集する場合もそれなりにコストはかかるわけです。

 

そこで非公開求人として転職エージェントに仲介して貰えれば、採用したい人物像に近いキャリア、経験、スキルを持った候補者を効率的に集めることができます。

 

特に、日系企業の「海外事業部」や「国際○○部」みたいな、いわゆるグローバル職種といわれる部署は、将来的な幹部候補となる人材を集めるケースが多いです。
なので企業は「なるべくイイ人を採用したい!」と思っているため、オープンに幅広く募集するよりも、非公開求人として転職エージェントを通じて厳選された候補者に会おうとします。

 

ですので、転職エージェントを利用する事で、応募できる求人数は圧倒的に増えます

 

メリット2 新しい転職ストーリーが見えてくる

 

転職したい人の全員が「どんな企業に転職したいか」「どういう条件で転職したいか」を具体的にイメージできているワケではありません。何か漠然と今の仕事に不満があったり、「何となくこういう仕事がしたい」と思っている人の方が多いんじゃないでしょうか。

 

それで問題ないです。
そして、そういう方こそ転職エージェントにキャリア面談をしてもらうべきです。

 

実は私も今回の転職活動をはじめた頃はまだ方向性がボヤけていました。
ですが、転職エージェントと面談をして方向性にクッキリと輪郭を与えることができました。

 

エージェント:今回はどうして転職活動をされようと思ったんですか?

 

:今の会社には6年くらいいるんですけど、もうちょっとマーケティングとか企画っぽいことをやりたいなーと思いまして。。。

 

エージェント:それって何かキッカケがあったんですか?

 

:ん~、、、コレっていうのは無いんですけど、今の会社は規模が大きい分、自動的に仕事が降ってきて、それをさばいてく、、、みたいなところがあって。
それよりも市場を分析しながらもっと戦略的に仕掛けるような仕事したい、、みたいな。そんな感じです。
個人的にはずっとマーケティングに興味があって書籍で勉強したりもしてて。

 

エージェント:そうなんですね。そういう仕事は今の会社じゃ難しそうですか?

 

:そうですね。一応、企画と名の付く部署はあるんですけど、なんか社内システムのマニュアル作りとかそんな事ばっかりやっていてイメージとは違いますね。

 

エージェント:なるほど。では、業界にこだわりはありますか?

 

:いえ、特には無いです。業界というより職種に重点をおきたいので。

 

エージェント:後は、TOEICの点数が高いですけど、英語はやっぱり使いたいですか?

 

:そうですね。使わないと錆びるので、使う機会があると嬉しいです。
ただ、海外○○部とか、国際○○部とかじゃなくても構いません。今は海外展開をしていない企業でも、海外を視野にいれている会社であれば。いずれ英語を使うチャンスはあるでしょうし。

 

エージェント:了解です。希望の年収はありますか?

 

:アップは特に望んでないです。職種的には未経験のゾーンに挑戦するので。
ただ、家族もいるので大幅に下がるのは避けたいです。正直。
現状維持を希望します。

 

エージェント:分かりました。そうですね、、、、まず、正直ベースで言うと、今Takaさんの年齢的にも30代半ばに差し掛かっていることと、今回はキャリアアップというかキャリアチェンジの転職なので、数を打っていかないといけないと思います。
40社とか50社とか。

 

:おぉ、、結構な数ですね。

 

エージェント:はい。マーケティング系は人気なんですけど、募集は少ないんですよ。
そういう部署は、いきなり外から採用するんではなくて、社内の他の部署から異動するっていうケースがほとんどなんです。
でも決してチャンスが無いワケではないので、職務経歴書をブラッシュアップしてどんどん応募していきましょう。
最初は書類が思うように通らないと思います。
なので、通ってから考える、というスタンスでいきましょう。

 

あとマーケティングっていう事でいうと、広告系も視野に入れても面白いと思います。
Takaさんは製造業で割と「堅い」感じの業界を歩んでこられてるので、ちょっと毛色が違う業界にはなりますけどね。

 

:でも、商社から広告って移れるもんですか??

 

エージェント:簡単ではないですが、そういう方もたくさんいますよ。
Takaさんの職務経歴書は、これまでの営業活動の根底にマーケティング的な視点が表れているので、これをもっとブラッシュアップしていけば、面接にいけるチャンスはあると思います。
それと広告系はこれまでかなりドメスティックな業界でしたけど、今は海外に積極的に視野を広げているので、その辺でもチャンスは結構あるとおもいます。
ただ、正直、年収のレンジは今の業界より下がる傾向がありますね。
なので、現在の収入が維持できそうなところで、ちょっとでも気になったのがあれば応募していくといいと思います。

 

:なるほど。分かりました。

 

エージェント:あとは、さっき言った通り、やっぱり募集は少ないのが現実なので、マーケティング部署がある企業にまずは営業で入るとか、営業職といっても「営業企画」のポジションで募集している企業もあるので、そういうのを狙っていくっていうアプローチもありますけど、どうですか?

 

:、、、そうですね。マーケティングといっても私の場合は市場を分析して施策を打ち出した後の拡販もやりたいので、「営業企画」は合ってるような気がします。
戦略を立てるだけでなく、プレイヤーでありたいというか、、、。

 

エージェント:いいと思いますよ。じゃあ、今ある案件の中でTakaさんに合いそうなのを探してきますね。

 

あるエージェントではこんなやり取りでした。
私には無い視点でアドバイスを色々ともらえて助かりましたし、「自分の目指す転職は決して無謀ではないんだ」って思えて、背中を押された気持ちでした。

 

実際、私はこれまで商社時代も含めて製造業寄りでしたので「広告」と言われると、畑がかなり違いますし、不安でしたけどね。
でも、その結果、とあるPR会社やEコマース系のIT系企業に面接にいく機会があったりして、いい刺激になりました。

 

転職活動に新たな気づきを与えてくれたり、進め方の方向性を具体化する手助けをしてくれるのは転職エージェントのメリットです。
良いエージェントはこういった気づきを与える面談をしてくれます。
オススメのエージェントはのちほど紹介します。

 

メリット3 傾向と対策がわかる

 

転職エージェントの活用価値の3つめは、応募する企業の情報を事前に入手できることです。

例えば、

 

●「A社は職務経歴書を隅々まで読み込みますから誤字脱字は絶対NGです」

●「この会社の担当の方はあまり長い職務経歴書を読んでくれないのでエピソードを絞りましょう」

●「一次面接に出てくる人事役員の○○さんは、パっと見は堅い感じでロジカルに切り込んできます。本当は面白い人なんですけどね。ちょっと圧迫気味に感じるかもしれませんけど、転職理由と志望動機に一貫性があれば大丈夫です」

●「B社は海外展開に力を入れたいけど、それをできる人が足りていないのが課題と言ってます。Takaさんの商社でのトレーディング経験や貿易のスキルを前に出していきましょう」

●「C社は今回、補充の採用ではなく、海外展開強化のための増員です。イイ人がいれば何人か採用すると言っているので絶好のタイミングです」

 

こういう情報は、直接応募では手に入りませんよね。
あと、不採用だった時もその理由を詳しく聞ける時もあります。
通常はお祈りメールがきて終わりですが、エージェントを介していると「ホントのところ、なんでダメだったの?」を知る事ができたりします。

 

私の実体験で、求人票にあった「求める人物像・スキル・経験」が私とけっこう合致していたので、余裕ぶっこいて面接いって落とされた企業がありました。
エージェントに聞いたところ、面接官に聞いてくれて「今後のキャリアプランについての質問した時に、答えが抽象的で曖昧に聞こえたのが引っ掛かった」というコメントがあったと教えてくれました。

 

転職活動は短期間でいかにPDCAサイクルを回すかが勝負なので、こういった情報は次への糧になりますし、とても助かります。
直接応募だとお祈りメールが来て終わりですからね。

 

転職エージェントのメリットをまとめます。

 

・非公開求人がたくさんあるので応募できる案件が増える
・キャリア面談を通して、転職活動の方向性に新しい視野を取り入れ、具体化できる
・直接応募では得られない事前情報を入手できるので、対策を立てやすい

 

 

私をサポートしてくれた優良エージェント5社

 

登録して利用したのは10社くらいありました。
その中で「利用して良かったなぁ」と心底思えたのは5社。
どこが一番イイっていうよりも、それぞれ得意分野やサービスの特徴があるので、基本的にはココに挙げるのは全社登録しておくといいですよ。

 

特に私のように「英語」「海外」「グローバル」といったキーワードを軸に転職活動をしたい方には自信を持ってオススメできるエージェントです。

 

1. RECRUIT AGENT(リクルートエージェント)

 

就職・転職といえばリクルートです。
非公開求人の件数が圧倒的に多いので、とりあえず登録するとイイです。

 

ただ、私がリクルートを推す理由は求人件数の多さの他にもあります。

 

1つ目が、キャリア面談の質が高いこと。
先ほど紹介したキャリア面談の一幕。あれはリクルートでした。

 

リクルート・エージェントの特徴は、キャリアアドバイザーと企業担当が分かれていることです。

 

キャリアドバイザーはアナタと面談をしたり、その後のフォローをしてくれる人で、アナタをずっとサポートしてくれます。
企業担当というのは、採用する企業側の窓口になっている人。この人たちが企業から柔人案件を貰ってきてるワケです。実際に採用企業に出入りしているので、一番企業の内情を知っています。

 

そういう仕組みなので、キャリアドバイザーは候補者のサポートに特化したスキルをもった人が多いです。
ここのキャリア面談は一度受けておいた方がいいです。

 

もう1つが、登録者が参加できる面接力向上セミナーです。
コレ、質がメチャクチャ高い。

 

転職活動で一番悩ましいのが面接ですよね。
イロイロ突っ込まれて受け答えがシドロモドロになって、落ちる。
その原因は、転職理由と志望動機がきちんと一貫していない事がほとんどです。

 

面接の直前に、企業のWEBサイトをざーーっと眺めて使えそうなキーワード拾ってそれっぽい志望動機を作る。
そんな感じでやってませんか?
私はそうだったんですが、このセミナー出てから考え方が変わりました。
何より、自信を持って受け答えできるようになったし、企業側への質問も「意欲が低いと思われないように無理やり質問を考える」みたいな薄っぺらな事はしなくなりました。
すると面接の質も上がって、通過率も上がりました。

 

過去記事で応募企業数、書類通過数、内定数などを晒してます(汗

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・転職理由の作り方
・志望動機の作り方
・求人票の読み込み方
・質問の作り方
・スキルの棚卸の仕方

 

などなど。
リクルート独自のフレームワークに当てはめるだけで驚くほど頭の中がスッキリしました。いつも落ち着いてしっかり準備できましたし、とって付けたような志望動機で面接いってボコボコにされる事もありませんでした。

 

マジで良いです。

 

セミナーに参加できない人は、代わりにこの本を読むといいです。

 

 

 

著者はリクルートエージェントの細井さんという有名なエージェント。
多分ですけど、さっき紹介したセミナーはこの人の理論をベースに作られてると思います。
できればセミナーに参加した方が臨場感もあってベターですけど、この本でもエッセンスは十分学べますし、転職理由~志望動機作成のノウハウは身に付きます。
私は3回くらい読み返しました。
転職ノウハウ本はこの2冊だけで十分。
他はいらないです。

ただ、一方でリクルートエージェントは弱みもあるなと。
先ほど紹介したようにここの特徴はキャリアアドバイザーと企業担当が分かれているところなんですが、それが裏目に出る場面も結構あります。

 

どういう事かというと、企業とアナタの間に2人のエージェントが介在するんですね。
なので、そこで伝言ゲームが生じたりして、レスポンスが遅いことがありました。
一度、面接日程の変更連絡がなく、無駄足になった事もありました。。。

 

まあ、大企業ですからね。
小回りがきかないところもありますが、案件数の面でも、転職ノウハウの面でも必ず利用するべきエージェントです。

 

 

2. JAC RECRUITMENT(ジェイ・エイ・シー リクルートメント)

 

もうね。JACさんですよ。

 

ぶっちゃけ、私は一回目の転職も、今回の二回目の転職もJACさん経由で決めてます。
もう相性が最強。
なかなか転職エージェントでリピーターっていないと思いますけど(笑)

 

一般的には「ハイクラス求人」ってことでうたってますけど、結構幅広くやってます。
私が最初の転職したのは27歳くらいだったので、若手の転職サポートもやっています。

 

私のJACに対する印象は、とにかく日系グローバル企業に強いです。
まずJAC自体がグローバル人材(海外経験がある、英語ができるなど)を軸にしています。
外資系企業の求人も扱っていますが、正直、外資系企業案件については外資系エージェントに軍配が上がるかなって感じました。

 

ただ、中堅~大手の製造業系企業の海外営業とか、商社の求人はめっぽう強いです。
「海外」「グローバル」となればドンと来いみたいなエージェント。

 

又、リクルートのように企業担当とキャリアアドバイザーに分かれていません。
企業担当がアナタともやり取りするので、企業の情報がダイレクトにタイムリーに入ってきます。

 

そして何よりもエージェントは熱い人が多いです。
面接前日は必ず電話をくれて準備を手伝ってくれましたし、面接が終われば必ず近くのカフェで待っていてくれて内容を共有して対策を一緒に考えてくれました。
企業に対して私を一生懸命売り込んでくれてるのが凄く伝わりましたし、心強かった。

 

実際、私もJACで2回転職してますから、間違いなくオススメです。

 

JAC Recruitment

 

3. Robert Walters(ロバートウォルターズ)

 

外資系企業にいきたいならRobert Waltersを利用するべきです。

 

餅は餅屋ではないですが、外資系企業の求人は外資系のエージェントが圧倒的に強いです。
結局RWを通じて転職は叶いませんでしたが、色々とサポートしてくれました。

 

紹介してくれた求人はヨーロッパの大手自動車メーカー、自動車部品メーカー、建設機器メーカー、検査装置メーカー、物流業者など。

 

外資系は履歴書の作り方から面接の対策まで日系企業とは全然違います。
例え面接官が日本人であっても、日系企業と同じノリで行くと痛い目に合います。
一度目の転職活動で経験しました。。。ハイ(泣)

 

Please tell us why we should hire you.
弊社がアナタを採用するべき理由を述べて下さい。

 

こんな質問急にぶち込まれたら面喰らいますよね。
想定しておかないと無理です(汗

 

・英文レジュメ(履歴書)の書き方
・英文職務経歴書の書き方
・英語面接の対策

外資ならではの対策サポートが非常に充実しています。
RWのWEBサイトの「転職アドバイス」には色々なコラムも掲載されていて、目を通しておくと役立ちますよ。

 

他にも役立つコラム多数なので時間がある時にざっと読んでおく事をオススメします。

 

エージェントの方は外国人も多いのですが、基本的に押しが強いです(笑)
興味がない案件もゴリ押しで応募するように勧めてくる人もたまにいるので、そこはキッパリ断りましょう。

 

一つ、RWを利用する際のコツみたいなものがあります。
先ほどのリクルートやJACのような日系のエージェントって、別にこっちがお金払うワケではないんですが、どこかお客さん扱いで接してきてくれます。

 

「面接の事前準備は大丈夫ですか?」

「来週の本番前に一度模擬面接やりませんか?」

 

などと世話を焼いてくれます。
ですが、RWをはじめとする外資系のエージェントはちょっと違います。
外国人のエージェントの方が多いこともあってか候補者とは割とフラットに接するため、特に向こうから世話を焼いてくることはほとんど無いです。

 

何かサポートをして欲しいときははっきり伝えた方がいいです。
それはサービスがイイとか悪いとかじゃなく、文化の違いなので。
私も書類の準備や模擬面接など色々とサポートを依頼しましたけど、皆快くサポートしてくれました。
もともと押しが強いので味方になるとこれ以上ないくらい頼もしい(笑)

 

後は先ほど言ったようにエージェントに外国人の方が多いので、彼らとのメールや電話のやり取りは英語になるので、TOEICの点数よりもよっぽど英語力の証明になったりもします。
ただ、日本人のエージェントもいますので、ネイティブとベラベラ話すレベルでなくとも全く問題はないです。

 

ここまで、紹介した

 

リクルートエージェント
JAC
Robert Walters

 

この3社はとりあえず登録して面談をするべきです。
ここを抑えておけば、グローバル職種の求人案件の8割以上はカバーできます。
登録するエージェントを増やすと紹介される求人も比例して増えはしますが、あまり悪戯に登録を増やしても対応しきれず、コミュニケーションがおざなりになって転職活動の質が下がってしまいます。

 

あと、全員にオススメするワケではありませんが、特定のジャンルの求人を狙う場合に登録するべきエージェントを2社紹介したいと思います。

 

4. CONCORD EXECUTIVE GROUP(コンコードエグゼクティブグループ)

 

もし、コンサルタントになりたい場合はコンコードは絶対に利用した方がいい。
以前、コンサルタント業界に興味を持っていた時期があって、面談に行った事があります。

 

まず面談の質がずば抜けて高いです。
エージェントの方と一緒に話をしながら、ホワイトボードを使って一緒にコンサルへ転身するための戦略を立てていく建設的な面談でした。

 

・自分の学歴・経歴から見て書類が通りそうなコンサルファームはどこか?
・経歴を活かせる業界でコンサルの案件を持っているコンサルファームはどこか?
・フェルミ定数、ケース問題、面接対策などの学習日程

 

などなど、具体的にプランを一緒に作っていく作業でした。
コンサル業界は学歴や社歴にシビアな事や、選考プロセスが普通の企業(=事業会社ってコンサルは呼ぶ)とはかなり違っていて、特別な訓練と対策が必要です。

 

応募して勝負できるファームをしっかり見極める事。
書類通過後に厳しい選考過程を戦えるノウハウを身に着けておく事。
これらが大事です。

 

数を打つというよりも、厳選した求人に丁寧に応募していく感じです。コンコードは、求人に応募するにあたり、応募先のコンサルファームごとに志望動機書を書くように勧めてきます。
そしてそれを丁寧にサポートしてくれました。

 

普通の転職活動では、とりあえず書類を沢山送って、書類選考通過したら志望動機を考えて、みたいな感じです。
数打って当たってから考える的な。

 

コンコードは逆で、最初に狙いをつけて最大限準備をして攻めていく方法です。
コンサルファームはそもそも求人数が限られているので、一個一個を丁寧に攻めるのは非常に合理的です。
雑にやって軒並み書類で落ちれば元も子もないですからね。

 

そして、過去の応募者から得られた膨大なデータが自由に閲覧できます。
志望するコンサルファームが定まった時に、過去の選考内容を調べることができます。
これは過去にコンコードからコンサル業界へ羽ばたいていった先人達が有志で残したもので、まさにコンコード独自の資産です。

 

・筆記試験の内容はどんな感じだったのか
・どういうケース問題が出題されたかのか
・面接ではどういう事を聞かれたのか

そんな事がわかります。

 

私の場合はいわゆる「戦略コンサル」ではなくて、ブランディング・ファームっていうちょっと変わったコンサルティング・ファームを志望していた時期があって、そういう企業ってリクルートとかJACみたいな一般的な転職エージェントでは持ってない求人案件だったのでコンコードにお世話になりました。

 

 

5. MAP(マップ)

 

ここは小規模なエージェントですが、特色がハッキリしていいます。
製造業のような堅い業界よりもITとかメディア媒体、ゲーム系の求人が多いです。

 

こういう業界も製造業ほどではないですが、英語人材への需要が高まっています。
例えば、私は応募してないですが、株式会社ポケモンなんて海外専属部署がいて、結構高い英語力を求めていた記憶があります。
グルメサイトのぐるなびも、外国人客が増える中で英語人材を求めていました。

 

同じ求人を違うエージェント数社から紹介されることはよくあります。
でもMAPは独自の求人というかMAPにしかない求人が多かったですね。ベンチャー企業系も充実しています。

 

エージェントは若い方が多く、やり取りもLINEのような専用アプリで行いますので、結構スピーディに面接日程などが決まっていきます。
一方で取り扱っている求人も若手向けの案件が中心で、30歳~35歳くらいまでを上限とした求人が多いです。
なので今回転職活動中、私は34歳だったので、結構応募できる数は少なかったかもしれません。

 

私はMAP経由で一社内定を貰いながら、残念ながら条件面が折り合わず辞退しましたが、一生懸命サポート頂きました。

 

 

外資か日系グローバルか?抑えておくべき3つの違い

 

さて、最後に英語を使った仕事をしたい場合、日系企業の国際部門や外資系企業をイメージすることが多いんじゃないでしょうか。

 

どちらも英語を使いコトに変わらありません。
ですが、仕事の内容はかなり異なりますので、どちらかを迷う方の参考になればと思います。

本社なのか?支社なのか?

 

一番大きな違いは、本社なのか支社なのか?という点です。

 

日系企業はその名の通り、日本が本社です。
一方で外資系企業では日本は支社の一つに過ぎませんので、事業の方針ごとは海外の本社や統轄会社(例えばアジアを統轄しているシンガポール支店、など)で決定されます。
もちろん、企業によって支社の裁量はバラバラですが、日系企業よりは裁量が少ない事が多いかと。

 

一方で日系企業のグローバル職は、将来的に会社の中核を担うポジションである事が多い。
日本で数年経験を積んだ後に、海外の子会社にある程度のポストで赴任をし、マネージメントと経営を経験して日本に帰ってきて、昇格するというのが一般的な流れです。
まず海外の子会社の規模で経営者としての経験を積んで、ゆくゆく本社の重要なポストを担っていくキャリアパスって感じです。

 

日本では係長クラスで3~4名程度の部下を持っていた人が、海外子会社ではマネージャーでいきなり20~30名の部下を抱えるとか、日本では部長クラスだけど海外にいくと子会社の社長、のように海外子会社での役職の方が高いのが通常です。

 

日本人としての立ち位置

ぶっちゃけ日系企業は良くも悪くも仕事がしやすい。
なぜなら、日本人の発言権が大きいから。

私自身が過去に働いていた会社や、仕事上で絡みのあった日系メーカーを見ていると皆同じなんですが、結局、日本人がものごと決めるんです。
例えば海外子会社との電話会議をやっても最初は英語でやってるものの、英語が下手な課長部長クラスが言いたいことを上手く言えなくて、途中から日本語で話始めちゃうとか。

 

グローバルだなんだといっても実態はそんなもんだったりするんですよねぇ。
結局は子会社のトップも日本人だし、今の50代以上の世代はとかく英語が絶望的で「海外事業部長」という肩書がありながら、全然話せない人が多いこともザラ。

 

でも、残念ながらそれでも成り立ってしまいます。
特にアジア圏の子会社のスタッフは日本の本社に対して従順だったりします。
その結果、日本人が威張り散らしてしまう。
本当の意味でグローバル化ができていない日系企業は多く存在することは知っておくべきかなと思います。

 

一方で外資系はフラットなカルチャーが多いです。
日本人以外にも色々な国籍の人が働いていますし、日本支社であっても日本人だから偉い、みたいな力学は存在しません。あくまで対等です。

 

例えば、外資系エアラインの飛行機にのって海外出張に行くときとかに、日本人のオジサンが客室乗務員に向かってグチャグチャ文句言ってるのを見ませんか?

 

「日本の航空会社じゃこんなサービスありえない!」

 

とか言う人。
そういうのを「恥ずかしいなぁ、、、じゃあJALかANA乗れよ」って思う人はカルチャー的には外資系企業の方がいいかもしれません。冗談のようですが割とマジで。
日系の会社にいくと、そういうオジサンがあなたの上司になる可能性ありますから。

 

何かにつけて「日本では考えられない」とか全てを日本の基準でしか見れない人がいます。
そういう人はいくら英語が堪能でも真にグローバルな人材とは言えないと私は思うんですけどね。
グローバルに働くというのは、海外にいるとか日本にいるとか、場所の問題よりも、異なる文化の人や考えを受け入れながら一緒に成果を出していくっていうマインドの話だと思います。そういう価値観を育むには外資系企業はイイ場所だと思います。

 

海外に行く頻度

 

アナタが「英語を活かす」だけじゃなくて、海外出張にバンバン行ったり、将来的に海外駐在をしたいと思っているなら、日系企業に行くべきです。

 

先ほどの「ぶっちゃけあんまりグローバルではない」というネガティブな面も確かにありますが、その反面、海外に出て実際に現地の人と仕事をするエキサイティングな魅力はあると思います。
私がなんだかんだ日系企業を選んできているのはここが大きいです。正直。

 

外資系企業でも出張はたまにあると思います。
ただ、それはプロジェクト単位でたまたま出張が必要になった、というようなケースが多いのですが、日系の場合、営業のために2~3カ月に一度定期的に出張してお客さんや代理店を回る事が多いです。
私も新卒で入ったメーカーはそんな感じで若いうちから貴重な経験を積ませてもらいました。

 

過去記事で紹介したTOEICの運営元が公開している統計データにもありますが、英語を話せる人材を求めている日系企業は「製造業」が圧倒的に多いです。
やはり日本はモノづくりの国なので、メーカーの方が英語を武器に転職しやすいですし、入社後も活用する機会は多いです。

 

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海外駐在となると、外資系はあまり例がないと思います。
稀に、日本で業績を上げた人が他のアジアの支社に行くような事もあるかもしれませんが、外資系は日本の市場を攻めるために日本人を雇っているので、あまり日本人を海外に出す意味はないのが実情です。

 

といった感じで日系と外資も一長一短なので、アナタにはどちらが合っているか考えてみると良いかと思います。
とはいえ、自分の頭だけで考えていても上手くまとまらないでしょうから、何社かの転職エージェントに話を聞きに行くとイイですよ。

 

では最後にTOEICのスコアを上げるために役立つ過去記事をはって終わりたいと思います。

 

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